「仕事」カテゴリーアーカイブ

最速合格 第一級陸上特殊無線技士 模擬テスト (国家・資格シリーズ 412)  質問解答・誤植訂正

「412 一陸特模試テスト」のP106の問題9と「よくわかる 第一級陸上特殊無線技士 合格テキスト」のP31の問題1が選択肢の順番は違いますが同じ問題で、解答の選択肢が異なっておりました。どちらが正しい解答になりますでしょうか?

どちらの問題も「キャリア1本あたりのシンボルレートを高くできる」が誤りですので、問題1の方が正しく、106ページ問題9は正解は「5」となります。御迷惑をお掛けして申し訳ありません、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

2020年6月期多摩職業能力開発センター府中校電験3種入門講座

6月7・14・21日に多摩職業能力開発センター府中校で実施される電験3種入門講座の受付が始まっています。

http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/zaishokusha-kunren/carr_up/

の下の方の

キャリアアップガイド2020(2月~4月募集分)PDF版

キャリアアップガイド2020(2月~4月募集分)新しいウインドウを開きます(PDF/7.83MB)

ってところに詳細があります。受講料は1600円、受付は2月10日までです。


なお、通常の職業訓練の方も応募者が少ない状況が続いているようです。もし半年間の職業訓練に興味がある方もいらっしゃいましたら是非。

2020年1月期多摩職業能力開発センター府中校電験3種入門講座

    1. 2020年1月期多摩職業能力開発センター府中校電験3種入門講座に関するメモページです。
  • 2020/1/12(第1回)

・試験傾向分析。すべての基本は理論。まずは理論を理解し、その上で電力や機械を学ぶとよい。法規は近年難化しているものの、過去問をベースにして実際の条文を調べて解答を導き出す、という勉強方法で合格できる。ポイントは実際の条文を読むという点。これによって条文中の文言や数値などが頭に入り、出題方式を変えられても対処できるようになる。

・電気とはなにか。電圧⇔水圧、電流⇔水流、電気抵抗⇔水に対する抵抗。身近な具体的なものと結びつけて勉強すること。

・オームの法則の応用。「抵抗(電流の流れにくさ)=電圧÷電流」⇔「導電率(電流の流れやすさ)=電流÷電圧」。抵抗の直列は抵抗値の和、抵抗の並列は導電率の和で計算するという視点。過去問紹介。

・三角関数の基本。いきなり三角形が出てくるのではなく、太陽と地球の関係から。一周360度なのは一年が約360日から。地球が一日に動く角度が1度。スタートしてから90日・180日・270日の座標は分かりやすいけれども、任意の日付の地球の座標を求めるには?→そこで三角関数が出てくる。太陽と地球の距離を1として、x座標はcos、y座標がsinとなる。円の方程式がx^2+y^2=r^2なのだから、sinの2乗とcosの2乗を足したら1になるのは当たり前の話ということになる。sinとcosの変換も、公式を暗記するのではなく図を書いて座標を求めてみれば簡単。理屈を知っていれば、公式を暗記する必要はない。

・周波数と角周波数。度数法と弧度法。ある角度で切り取られる円弧の長さが弧度法。周波数fは「1秒間に繰り返される回数」で、角周波数ω=2πfは「1秒間に回転する角度」。

・テブナンの定理とノートンの定理。複雑な回路を「1個の電圧源+1個の直列抵抗」に置き換えるのがテブナン、「1個の電流源+1個の並列抵抗」に置き換えるのがノートン。これを活用する問題が出題される。

・クーロンの法則と電場の話。電場と重力場の対比。「場」というのは、「直接接触していないのに力が発生する場所」のことで、地球上の人間も重力場(原子が存在すると、接触していないのに原子に対して力が働く場所)にいるから生きていられる。電場も同じで、ある電荷が存在すると、その周辺に「ほかの電荷が存在すると、その電荷には接触していないのに力が及ぶ」場所。

・力と運動方程式。力は目に見えないが、強い力でこぐと自転車は鋭く加速するし弱いと加速しないことから、「加速度」という形で力は現れる。また、重い自転車は加速が鈍く、軽いほど鋭く加速する。これより、重さ(質量)も加速度に関係することが分かる。これを示したのが運動方程式で、a=F/m(加速度は力に比例し、質量に反比例する)という簡単な式の中に本質が見えている。

・物理学的な仕事の定義。仕事=力×距離。これがエネルギーと同値。

  • 2020/1/13(第2回)

コイルの性質。磁界は保守的なので電圧に対して電流が遅れる。

コンデンサの性質。電流が先、電圧が後。

重ね合わせの原理。

コイルに交流電圧を掛けたときの挙動。時間波形とベクトルの対応。

コンデンサのリアクタンスの性質。LCR組み合わせ回路の波形。

有効電力と無効電力。テキストから電力科目について読んでおくと良い部分のピックアップ

  • 2020/2/20(第3回)

前回の復習。

三相交流のスター結線とΔ結線の原理を説明。

フィードバック線図の解き方、Y-Δ変換の例題。(要するに、外部から見て同じ挙動をする回路を作ればよい)

モータと発電機の基本原理(フレミングの右手・左手は同時に存在する)

直流機の基本を解説。外部磁界(界磁)を作る巻線と回転コイルに発生する磁界との相互作用によって電流を機械力に変換している。

誘導機と同期機の構造。誘導機は回転磁界の内部で無電源のコイルが回転する。同期機は回転磁界の内部で磁石が回転する。→誘導機は必ず滑りが発生する。滑りが無い場合、回転磁界と回転コイルが同一速度なので、回転コイルを横切る磁界の時間変化がゼロとなり、回転コイルには電圧が誘導されない→電流も流れない→その電流による磁界も発生しない→回転力が生まれない

短絡比と同期インピーダンスの解説。同期発電機から見て、内部の巻線などに存在する残留インピーダンスが同期インピーダンス。定格負荷電圧・電流が同じ発電機であっても、同期インピーダンスが大きい発電機は内部発生起電圧が高く、同期インピーダンスが小さい発電機は内部発生起電圧が小さくなる。この発電機を短絡した場合、発電コイルから見て、(同期インピーダンス+定格負荷インピーダンス)と(同期インピーダンス)の比が短絡比になる。

短絡比とは、「励磁電流を調整して無負荷時に出力に定格電圧が出るようにした状態から出力端子を短絡した場合、短絡電流が定格電流の何倍になるか」という値。


講座内では話せませんでしたが、テキストの第3章で試験に出る重要部分を以下にピックアップします。難しい計算式などは後で本格的に勉強するときに改めて取り組むとして、まずは読み物的に目を通してみてください。

P.236~246,248,250,251,253,254,256,258,260,262,266,268,270,272,274,276,278,

280,282,286,296,304,308

これ以外のページは不要という訳ではないですが、優先度は低いです。

サーバクラッシュ顛末。

先週月曜日、サーバをクラッシュさせてしまい、この一週間復旧作業をしておりました。ようやく安定してきたので、自戒を込めて顛末を記しておきます。

サーバのクラッシュと言えば、ハードディスクが㌧だ、なんてのが定番ですが、今回は完全に自分のオペミス。こういう事が今後起こらないように…。

某所の重要サーバがそろそろ劣化してきたので、更新のためにHPEのmicroserver Gen10を購入したのが事の始まり。もっとも、その前にTM200を買って外部向けサーバとして構築していたのもあり、その流れでmicroserverを目が向いたという流れもあったりします。このとき、「microserver Gen10 いいじゃん?俺も家でこれ使おう」と思ったわけです。

これまで、サーバ専用機ではなく、ある時はノートパソコン、ある時はコンパクトPC、ある時はベアボーンキットと色々な構成を試した結果、やっぱりサーバ専用機として売ってる機械が良いよねという(当たり前の)結論に至った訳です。ファイルサーバとして大容量のストレージを組むのにzfsを使っていますが、10台収容の裸族タワーをUSBで接続して変なエラーに悩まされたり(←失笑千万だね)と、あえてわざわざ荊の道を歩むのもそろそろ疲れたという理由もあります。

TM200はディスクが2台しか入らないのに対して、microserverはHDD4台収容+SSDという構成が取れるのも魅力でした。

microserver gen10 sambaでググってみると、何やら暗雲立ち込める記事を発見。まぁ、俺が使っているのはFreeBSDだし、何とかなるべ?と思ってHPEのサイトでポチッとな。そして機材が届いたのが先週の月曜日なのでありました。

その日は丸一日仕事を終えてかなり疲れて帰ってきた日。もっと落ち着いたときに作業すればいいものを、オモチャを買ってもらった子供が我慢できずに開けて怒られるのと同じ。そう、小学校の理科の時間に乾電池と豆電球の実験で教材を配られて、先生が「まだ駄目」というのに我慢できずに開封して怒られたあの日。秋葉原で部品を買ってもらい、我慢できずに帰りの電車の中で袋を開けて眺めたあの頃。何十年経っても自分は変わっていないのだということを再認識させられたのです。

★教訓:重要な仕事は手順を踏んで万が一に備えてから。後悔しても遅い。★

我慢できない私は、現在稼働中のサーバをおもむろに止め、現在稼働中のSSDを取り出し、新鯖にマウントして電源を入れたのでした。このとき、「microserver gen10は癖があってしんどいよ~、気を付けないとダメだよ…」というのを某所の鯖でさんざん体験して何とか動作にこぎつけた経験が、頭の中で赤信号を点灯させているのは感じつつ…。

★教訓:後悔先に立たず。昔の人は偉い。その通りだ。★

おもむろに電源を入れてOSが起動した…と思ったものの、ブート途中でハングアップ。CTRL-ALT-DELも効かず。仕方ないので電源ボタンをポチッとな…そんな事を数回繰り返し、「やっぱり後で落ち着いてやった方が良いね」と気付いたのだが時すでに遅かったのはその時気付いていなかった。

さて、渦中のSSDを元のマシンに戻して起動。

 

zfs:zroot/ROOT/default failed with error 2: unknown file system

ブートしない。┌|゚□゚;|┐ガーソ!

 

もちろん、長い経験のうちにブート途中で止まってしまうなんてことは何度も経験していたので、シングルユーザモードで起動してゴニョゴニョしたりとか、別の領域からマウントしてfsckするとか、それなりには経験したことがあったのだけど、今回のヤバいことはzfsが壊れて復旧できないという事態。

そう、ufsであれば何とかなったのに、zfsをシステム領域にしてそれが壊れるのは初体験。ググってみると、別のシステムでzpool importとかやってみると良いよ!って事なので、その日はヨドバシ・ドット・コムでSSDを発注し、次の日に繰り越すのでした。

次の日。つまり先週の火曜日。午前中出勤で、その際にFreeBSD12.0Rのインストールメディアを作って帰宅。嬉しいことにもうSSDが届いてる!

という訳で、FreeBSD12.0Rをインスコし、そこに旧SSDをマウントしてzpool importして…おや、出来ないぞ。なになに-fオプションで強制的にインポートか。

 

…できないorz

 

っちゅうーわけで、どうやら一筋縄ではいかないことが判明。他方、メールも送受信できなければDNSすら引けない状況はまずいので、新たにインスコしたFreeBSD12.0Rにて環境再構築。ひたすら色々なデーモンをコンパイルだの、dns設定データの再編集だの、ローカルPCに残っていたメールデータを退避させてからの新鯖へのインポートなど、それはそれは大変な作業に週一杯掛かっていたのでした。

  1. 現在実稼働していて、万が一にも㌧だらまずいディスクで危険なことはしない。
  2. バックアップはちゃんと取る。
  3. 疲れた時に大切な仕事をしない。

等々。どれも昔っから言われてることじゃん!下手したら論語にも書いてありそうなレベル。

 

子曰わく、疲労時に重要な作業をすることなかれ。

 

合掌。

FreeBSD12.0Rとzfsでsticky bitが無効である件

某所のファイルサーバを更新するため、FreeBSD12.0-RELEASEとzfsを使ってsambaを動かす下準備をしていたのだけれど、

「メンバーの誰もが書き込めて、メンバーの誰もが読み出せて、しかしフォルダやファイルの削除だけは作成者本人しか出来ない領域」

を作ろうとしてもなかなか上手く行かない。

ああそうだ、こういう場合はディレクトリにsticky bitを立てるんだったなと思ってchmod 1777 sharedとかやっても、やっぱり他人にもファイルを削除できてしまう。

最初はsamba側の設定がおかしい(force user=誰々とかね)のかと思っていたけど、そうでもない。散々試行錯誤していたところ、zfsのACLの問題じゃないかと思い至った。

https://lists.freebsd.org/pipermail/freebsd-stable/2014-July/079340.html

キタ――(゚∀゚)――!! まさにこれですよ!

…なるほどね。従来のchmodじゃあダメなのね。(でも/tmp/はsticky bitが上手く動いてる気もするんだけどまあ気にしない)

という訳で、samba共有フォルダに対して↑のようにaclを設定してあげたら希望通りの動作になったような気がしています。(後方互換的にsticky bitが動作するようにしといて欲しいけどまあその辺りは色々と事情があるんでしょう)

以上、個人的( ..)φメモメモ

最速合格 第一級陸上特殊無線技士 模擬テスト (国家・資格シリーズ 412)  誤植について

訳の分からない誤植が結構たくさん発見されました。何やってるんだ俺。申し訳ない…。

  • 第2回

問題3 回答3→2

問題18 回答3→5

これに伴い、63ページの解説の2行目を以下の通りに修正お願いします。

「通常ホーンレフレクタアンテナが使用されます」→「通常電磁ホーン等が使用されます」

 

  • 第3回

問題3 回答3→4

問題10 回答5→4

問題18 回答3→5

 

  • 第4回

問題10 回答5→4

問題18 回答1→4

 

2019年1月期多摩職業能力開発センター府中校電験3種基礎講座

講座で提示した基礎問題です。

直流回路の基本問題から始まり、コンデンサの基本、過渡現象の基本、オペアンプやY-Δ変換の基礎問題等をピックアップしています。後半は知識問題をピックアップしました。

基礎問題


講座の進行状況まとめ。

1/14

オームの法則、抵抗の直列・並列回路、並列回路の考え方、電流の正体、電子の動き、テブナンの定理・ノートンの定理、重ね合わせの原理、キルヒホッフの法則、電験3種理論過去問題ピックアップ&解説、三角関数の起源、sinとcosの定義と時間変化、時間波形とベクトルの対応、有効電力と無効電力、コイルの性質

1/20

前回の復習、ベクトルの描き方とその理由、コンデンサの性質、コイルの過渡現象、コンデンサの過渡現象、電験3種理論過去問題ピックアップ&解説、RLC直列回路の直列共振、力学的な仕事(力×距離)の定義、重力場と電場(電界)の概念、電位の定義、トランジスタの基本的性質、電験3種理論過去問題ピックアップ&解説(電池2個、コンデンサ3個の回路を重ね合わせの原理で解く方法)

テキスト関連ページ:P.15,17~23,25,26,28,34,40,52,76

1/27

テキストに沿って頻出重要項目のチェック。それに合せて各種解説。

講座の中でお話ししたファイルは、このアドレスにアップロードしました。