磁界の場合も、電荷の場合とまったく同じクーロン力が働き、電界に対する磁界としてH=m/(4πμ0r2)と求まります。
- 点Bによって点Aに作られる磁界の大きさ
H=m/(4πμr2)=1×10-4/16πμ0
向きは、B→Aの方向。
- 点Cによって点Aに作られる磁界の大きさ
H=m/(4πμr2)=-1×10-4/16πμ0
磁極がマイナスなので、向きは、A→Cの方向。
以上の二つを合成すると、図のようになります。
したがって、
{1×10-4/16πμ0}×1/2+{1×10-4/16πμ0}×1/2=1×10-4/16πμ0
となり、これを計算すると答えは(4)となります。