電験3種過去問解説 平成30年理論問3

磁界の場合も、電荷の場合とまったく同じクーロン力が働き、電界に対する磁界としてH=m/(4πμ0r2)と求まります。

  • 点Bによって点Aに作られる磁界の大きさ

H=m/(4πμr2)=1×10-4/16πμ0

向きは、B→Aの方向。

  • 点Cによって点Aに作られる磁界の大きさ

H=m/(4πμr2)=-1×10-4/16πμ0

磁極がマイナスなので、向きは、A→Cの方向。

以上の二つを合成すると、図のようになります。

したがって、

{1×10-4/16πμ0}×1/2+{1×10-4/16πμ0}×1/2=1×10-4/16πμ0

となり、これを計算すると答えは(4)となります。

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