【解答】(5)
第二種電気工事士レベルで解けるサービス問題です。
まず、R1とR2の並列抵抗を1つの抵抗とみなすと、単純なRL直列回路となります。100Vの電源から20Aの電流が流れだしていますから、RL直列部分のインピーダンスは5Ωです。
RL直列回路のインピーダンスは、コイルのリアクタンスと抵抗値の二乗平均ですから、
- √(4^2+R^2)=5
となります。これより、R1とR2の並列抵抗Rは3Ωと求まります。
出題文よりR1とR2の電流比は1:3なので、抵抗値は3:1であることから、
(R1×R2)÷(R1+R2)=(3R2×R2)÷(3R2+R2)=(3/4)R2=3
以上より、R2は4Ωと求まりますから、R1はその3倍の12Ωと求まります。