SAT電験3種講座 理論 質問回答(電験3種 平成27年 理論 問17 インピーダンスの計算)

過去問124ページ 理論 問17 の(a)問題で、【負荷抵抗=5+j5】が、5√2になるまでの計算過程がいまいち分からないので、教えて下さい。

私は過去問の冊子を持っていないため間違っていたら申し訳ないのですが、内容からして平成27年の問17かと思います。

RL直列回路のインピーダンスは、(RL直列素子に掛かる電圧)÷(RL直列素子に流れる電流)で求められます。

ここで、直列ですから電流はいかなる場合でも同じですので、ある電流が流れた場合のRL直列の電圧に注目することになります。

すると、5Ωの抵抗は電流を全く同じ位相でその電流の5倍の電圧を発生させることになります(オームの法則より、V=RIなので)。

コイルは、電流に対して電圧が90°進んで発生し、リアクタンスが5Ωですから、電流の5倍の電圧を発生させることになります。

従って、互いに位相差が90°である電圧を合成することになるので、三平方の定理からV^2=5^2+5^2で求められることになり、

√50=√(5×5×2)=5√2

が求まることになります。

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