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サーバクラッシュ顛末。

先週月曜日、サーバをクラッシュさせてしまい、この一週間復旧作業をしておりました。ようやく安定してきたので、自戒を込めて顛末を記しておきます。

サーバのクラッシュと言えば、ハードディスクが㌧だ、なんてのが定番ですが、今回は完全に自分のオペミス。こういう事が今後起こらないように…。

某所の重要サーバがそろそろ劣化してきたので、更新のためにHPEのmicroserver Gen10を購入したのが事の始まり。もっとも、その前にTM200を買って外部向けサーバとして構築していたのもあり、その流れでmicroserverを目が向いたという流れもあったりします。このとき、「microserver Gen10 いいじゃん?俺も家でこれ使おう」と思ったわけです。

これまで、サーバ専用機ではなく、ある時はノートパソコン、ある時はコンパクトPC、ある時はベアボーンキットと色々な構成を試した結果、やっぱりサーバ専用機として売ってる機械が良いよねという(当たり前の)結論に至った訳です。ファイルサーバとして大容量のストレージを組むのにzfsを使っていますが、10台収容の裸族タワーをUSBで接続して変なエラーに悩まされたり(←失笑千万だね)と、あえてわざわざ荊の道を歩むのもそろそろ疲れたという理由もあります。

TM200はディスクが2台しか入らないのに対して、microserverはHDD4台収容+SSDという構成が取れるのも魅力でした。

microserver gen10 sambaでググってみると、何やら暗雲立ち込める記事を発見。まぁ、俺が使っているのはFreeBSDだし、何とかなるべ?と思ってHPEのサイトでポチッとな。そして機材が届いたのが先週の月曜日なのでありました。

その日は丸一日仕事を終えてかなり疲れて帰ってきた日。もっと落ち着いたときに作業すればいいものを、オモチャを買ってもらった子供が我慢できずに開けて怒られるのと同じ。そう、小学校の理科の時間に乾電池と豆電球の実験で教材を配られて、先生が「まだ駄目」というのに我慢できずに開封して怒られたあの日。秋葉原で部品を買ってもらい、我慢できずに帰りの電車の中で袋を開けて眺めたあの頃。何十年経っても自分は変わっていないのだということを再認識させられたのです。

★教訓:重要な仕事は手順を踏んで万が一に備えてから。後悔しても遅い。★

我慢できない私は、現在稼働中のサーバをおもむろに止め、現在稼働中のSSDを取り出し、新鯖にマウントして電源を入れたのでした。このとき、「microserver gen10は癖があってしんどいよ~、気を付けないとダメだよ…」というのを某所の鯖でさんざん体験して何とか動作にこぎつけた経験が、頭の中で赤信号を点灯させているのは感じつつ…。

★教訓:後悔先に立たず。昔の人は偉い。その通りだ。★

おもむろに電源を入れてOSが起動した…と思ったものの、ブート途中でハングアップ。CTRL-ALT-DELも効かず。仕方ないので電源ボタンをポチッとな…そんな事を数回繰り返し、「やっぱり後で落ち着いてやった方が良いね」と気付いたのだが時すでに遅かったのはその時気付いていなかった。

さて、渦中のSSDを元のマシンに戻して起動。

 

zfs:zroot/ROOT/default failed with error 2: unknown file system

ブートしない。┌|゚□゚;|┐ガーソ!

 

もちろん、長い経験のうちにブート途中で止まってしまうなんてことは何度も経験していたので、シングルユーザモードで起動してゴニョゴニョしたりとか、別の領域からマウントしてfsckするとか、それなりには経験したことがあったのだけど、今回のヤバいことはzfsが壊れて復旧できないという事態。

そう、ufsであれば何とかなったのに、zfsをシステム領域にしてそれが壊れるのは初体験。ググってみると、別のシステムでzpool importとかやってみると良いよ!って事なので、その日はヨドバシ・ドット・コムでSSDを発注し、次の日に繰り越すのでした。

次の日。つまり先週の火曜日。午前中出勤で、その際にFreeBSD12.0Rのインストールメディアを作って帰宅。嬉しいことにもうSSDが届いてる!

という訳で、FreeBSD12.0Rをインスコし、そこに旧SSDをマウントしてzpool importして…おや、出来ないぞ。なになに-fオプションで強制的にインポートか。

 

…できないorz

 

っちゅうーわけで、どうやら一筋縄ではいかないことが判明。他方、メールも送受信できなければDNSすら引けない状況はまずいので、新たにインスコしたFreeBSD12.0Rにて環境再構築。ひたすら色々なデーモンをコンパイルだの、dns設定データの再編集だの、ローカルPCに残っていたメールデータを退避させてからの新鯖へのインポートなど、それはそれは大変な作業に週一杯掛かっていたのでした。

  1. 現在実稼働していて、万が一にも㌧だらまずいディスクで危険なことはしない。
  2. バックアップはちゃんと取る。
  3. 疲れた時に大切な仕事をしない。

等々。どれも昔っから言われてることじゃん!下手したら論語にも書いてありそうなレベル。

 

子曰わく、疲労時に重要な作業をすることなかれ。

 

合掌。

FreeBSD zpoolストレージのあれこれtips(作業メモ)

zfsのストレージプールを作っている。

dmesgの結果は次の通り。

da0 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 0
da0: <ST8000DM 005-2EH112 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da0: Serial Number 152D00539000
da0: 400.000MB/s transfers
da0: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da0: quirks=0xa<NO_6_BYTE,4K>
da1 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 1
da2 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 2
da1: <WDC WD80 PUZX-64NEAY0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da1: Serial Number 152D00539000
da1: 400.000MB/s transfers
da1: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da1: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da2: <WDC WD80 PUZX-64NEAY0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da2: Serial Number 152D00539000
da2: 400.000MB/s transfers
da2: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da2: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da3 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 3
da3: <WDC WD80 EFZX-68UW8N0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da3: Serial Number 152D00539000
da3: 400.000MB/s transfers
da3: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da3: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da4 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 4
da4: <WDC WD80 EFZX-68UW8N0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da4: Serial Number 152D00539000
da4: 400.000MB/s transfers
da4: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da4: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da5 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 5
da5: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da5: Serial Number 152D00539000
da5: 400.000MB/s transfers
da5: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da5: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
random: unblocking device.
da6 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 6
da6: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da6: Serial Number 152D00539000
da6: 400.000MB/s transfers
da6: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da6: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
Trying to mount root from zfs:zroot/ROOT/default []…
da7 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 7
da7: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da7: Serial Number 152D00539000
da7: 400.000MB/s transfers
da7: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da7: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da8 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 8
da8: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da8: Serial Number 152D00539000
da8: 400.000MB/s transfers
da8: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da8: quirks=0x2<NO_6_BYTE>

つまり、

da0:8TB(ST8000DM)

da1:8TB(WD80PUZX)

da2:8TB(WD80PUZX)

da3:8TB(WD80EFZX)

da4:8TB(WD80EFZX)

da5:8TB(ST8000AS)

da6:8TB(ST8000AS)

da7:8TB(ST8000AS)

da8:8TB(ST8000AS)

となっている。続いてzpoolのステータス

# zpool status
pool: zbackup
state: DEGRADED
status: One or more devices could not be opened. Sufficient replicas exist for
the pool to continue functioning in a degraded state.
action: Attach the missing device and online it using ‘zpool online’.
see: http://illumos.org/msg/ZFS-8000-2Q
scan: resilvered 0 in 0h0m with 0 errors on Mon Apr 23 06:29:16 2018
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zbackup DEGRADED 0 0 0
raidz1-0 DEGRADED 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
5017281946433150361 UNAVAIL 0 0 0 was /dev/da4
da0 ONLINE 0 0 0
da5 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zdata
state: ONLINE
status: Some supported features are not enabled on the pool. The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Enable all features using ‘zpool upgrade’. Once this is done,
the pool may no longer be accessible by software that does not support
the features. See zpool-features(7) for details.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata ONLINE 0 0 0
raidz3-0 ONLINE 0 0 0
da1 ONLINE 0 0 0
da2 ONLINE 0 0 0
da3 ONLINE 0 0 0
da4 ONLINE 0 0 0
da6 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zroot
state: ONLINE
status: Some supported features are not enabled on the pool. The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Enable all features using ‘zpool upgrade’. Once this is done,
the pool may no longer be accessible by software that does not support
the features. See zpool-features(7) for details.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zroot ONLINE 0 0 0
ada0p4 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

da1・da2・da3・da4・da6でRAIDZ3。これはトリプルパリティで最大3台までのHDDが同時に死んでもデータは保全されるってやつ。8TBのHDDを5台使って容量16TB。

…うーん。安全性(ryだけどちょっと無駄が多すぎる希ガス

da0・da4・da5・da8はRAIDZ1で24TBのストレージ。しかしエラーが発生してる…。

zpoolコマンドで復旧してみるってのもひとつの経験としてアリだけど、年末大出血(って何)ってことで東芝の14TBのHDDを3台購入してきましたわけで。

以上の状態を踏まえてですね、

さて、どうするか。

まず、raidz3は少々やり過ぎな気もしないでもないけど、しかし海門のHDDには過去痛い目に遭ってるから、なるべく冗長度は大きくしたい。

ちなみに現在の使用量は、df -gすると

zdata 14327 8465 5861 59% /usr/home/jail/ほげほげ

って訳でまぁ概算9TB弱ぐらい使ってる。

って事は、14TBのHDDで新たにRAIDZ3を組んで14TBのストレーj

いや、3台じゃRAIDZ3組めないでしょ

しまった。

…しかし、raidzの特徴として、現在のストレージプールを構成しているハードディスクの容量が増えれば、勝手にプールの容量も増えるという、かつてnewfsとかシコシコやっていた頃に比べると考えれない利便性があるとのこと。

じゃあ、次の方針でやってみよう。

  1. 現在raidz3を構成している、da1・da2・da3・da4・da6のうち3台を14TBに交換。そしてまたそのうち金があったら14TBを2枚買い足す( ノД`)シクシク…
  2. その外した3台の8TBのHDDのうちどれかをda4の代わりに差し替える。

あーでも、現在使っているストレージタワー(裸族の云々)はフルスロットル埋まっているから、手順としては次のようにせざるを得ないね。

  1. da4を物理的に切り離し、代わりに14TBの生HDDを突っ込む。
  2. zdataからどれか1台を離脱させる。
  3. 離脱したHDDをzbackupに入れる。
  4. zdataに14TBのHDDを参加させる。

後はビルドが完了次第、zdataのうちどれか2台の8TBを離脱させ、そこに14TBのHDDを入れてやれば良いということ。ばっちぐー(古


1.障害が発生しているda4を切り離す作業

#zpool offline zbackup da4

とかやってみると、zpool statusした結果は、

pool: zbackup
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using ‘zpool online’ or replace the device with
‘zpool replace’.
scan: resilvered 0 in 0h0m with 0 errors on Mon Apr 23 06:29:16 2018
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zbackup DEGRADED 0 0 0
raidz1-0 DEGRADED 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
5017281946433150361 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da0 ONLINE 0 0 0
da5 ONLINE 0 0 0

お、ちゃんとオフラインになった。

2.zdataからどれか1台を離脱させる作業

これ実稼働中のファイルシステムに行うのがメチャクチャ怖い…。もちろんraidz3だからHDDを離脱させても問題ないのは分かってるけど、心臓に悪いね。

(ST8000ASとST8000DMってどっちが信頼性高いんだろう。ASはアーカイブ用でDMの方が性能は高いのかな。でも昔クラッシュしてえらい目に遭ったのはDMだったよな。うーん…と5chで情報収集して悩む事ン十分)

 

・・・ん?

なんでda4が両方のストレージプールにあったの?(?_?)←今気づいた

と思って良く見たら。

da0・da5・da8でraidz0で構成しているのがzbackup

da1・da2・da3・da4・da6でraidz3を構成しているのがzdata

何だか良く分からなくなってきたから、da4を落とそう。えいやっ

# zpool offline zdata da4

でzpool statusをすると

# zpool status
pool: zbackup
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using ‘zpool online’ or replace the device with
‘zpool replace’.
scan: resilvered 0 in 0h0m with 0 errors on Mon Apr 23 06:29:16 2018
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zbackup DEGRADED 0 0 0
raidz1-0 DEGRADED 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
5017281946433150361 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da0 ONLINE 0 0 0
da5 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zdata
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using ‘zpool online’ or replace the device with
‘zpool replace’.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata DEGRADED 0 0 0
raidz3-0 DEGRADED 0 0 0
da1 ONLINE 0 0 0
da2 ONLINE 0 0 0
da3 ONLINE 0 0 0
7675701080755519488 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da6 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

…大丈夫なんだろうか。

とりま、ここでda4を物理的に外して、代わりに14TBの1枚目を投入してみる。

またこれがアナログ的に手法で、

#cat /dev/da4 > /dev/null

とかやってアクセスランプがパカパカするHDDを見つけるという方法。

よし。

#shutdown -p now

してHDDを取り出…

あれ?da7はどこに行ったの?

 

そう。実は古いgmirrorな使い方をしていた/dev/da7が遊んでいることに今気づいたのですよ。

ってー訳で、da4とda7を取り外して14TBを突っ込む。dmesgしてみると、

da0 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 0
da0: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da0: Serial Number 152D00539000
da0: 400.000MB/s transfers
da0: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da0: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da1 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 1
da1: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da1: Serial Number 152D00539000
da2 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 2
da1: 400.000MB/s transfers
da1: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da1: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da2: <TOSHIBA MN07ACA14T 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da2: Serial Number 152D00539000
da2: 400.000MB/s transfers
da2: 13351936MB (27344764928 512 byte sectors)
da2: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da3 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 3
da3: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da3: Serial Number 152D00539000
da3: 400.000MB/s transfers
da3: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da3: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da4 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 4
da4: <ST8000AS 0002-1NA17Z 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da4: Serial Number 152D00539000
da4: 400.000MB/s transfers
da4: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da4: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
random: unblocking device.
da5 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 5
da5: <ST8000DM 005-2EH112 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da5: Serial Number 152D00539000
da5: 400.000MB/s transfers
da5: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da5: quirks=0xa<NO_6_BYTE,4K>
Trying to mount root from zfs:zroot/ROOT/default []…
da6 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 6
da6: <WDC WD80 PUZX-64NEAY0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da6: Serial Number 152D00539000
da6: 400.000MB/s transfers
da6: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da6: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da7 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 7
da7: <WDC WD80 PUZX-64NEAY0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da7: Serial Number 152D00539000
da7: 400.000MB/s transfers
da7: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da7: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da8 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 8
da8: <WDC WD80 EFZX-68UW8N0 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da8: Serial Number 152D00539000
da8: 400.000MB/s transfers
da8: 7630885MB (15628053168 512 byte sectors)
da8: quirks=0x2<NO_6_BYTE>
da9 at umass-sim0 bus 0 scbus5 target 0 lun 9
da9: <TOSHIBA MN07ACA14T 1520> Fixed Direct Access SPC-4 SCSI device
da9: Serial Number 152D00539000
da9: 400.000MB/s transfers
da9: 13351936MB (27344764928 512 byte sectors)
da9: quirks=0x2<NO_6_BYTE>

ん?da2とda9でマウントされてる。まあいいや

# zpool status
pool: zbackup
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using ‘zpool online’ or replace the device with
‘zpool replace’.
scan: resilvered 0 in 0h0m with 0 errors on Mon Apr 23 06:29:16 2018
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zbackup DEGRADED 0 0 0
raidz1-0 DEGRADED 0 0 0
da3 ONLINE 0 0 0
5017281946433150361 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da5 ONLINE 0 0 0
da0 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zdata
state: DEGRADED
status: One or more devices has been taken offline by the administrator.
Sufficient replicas exist for the pool to continue functioning in a
degraded state.
action: Online the device using ‘zpool online’ or replace the device with
‘zpool replace’.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata DEGRADED 0 0 0
raidz3-0 DEGRADED 0 0 0
da6 ONLINE 0 0 0
da7 ONLINE 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
7675701080755519488 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da1 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zroot
state: ONLINE
status: Some supported features are not enabled on the pool. The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Enable all features using ‘zpool upgrade’. Once this is done,
the pool may no longer be accessible by software that does not support
the features. See zpool-features(7) for details.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zroot ONLINE 0 0 0
ada0p4 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

よしよし。じゃー突っ込むよー

あれ?こんなコマンドを使うのかな?

# zpool replace zdata da4 da2

そしたら表示が

pool: zdata
state: DEGRADED
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scan: resilver in progress since Sun Dec 30 22:24:04 2018
32.3M scanned out of 19.5T at 2.49M/s, (scan is slow, no estimated time)
6.22M resilvered, 0.00% done
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata DEGRADED 0 0 0
raidz3-0 DEGRADED 0 0 0
da6 ONLINE 0 0 0
da7 ONLINE 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
replacing-3 DEGRADED 0 0 0
7675701080755519488 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da2 ONLINE 0 0 0
da1 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

こんな風になった。多分これでリビルド(?)してるんだろう。(とHDDのアクセスランプを見に行く)

raidz3だったら同時に2台目も入れ替えても大丈夫だろうけど、若い頃だったら多分突っ走ってやってただろうけど大人になった今はそういう危ない事はやらない。

で、後はda4をzbackupに復帰させてみる。

# zpool online zbackup da4

# zpool status
pool: zbackup
state: ONLINE
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scan: resilver in progress since Sun Dec 30 22:36:02 2018
870M scanned out of 12.5T at 39.5M/s, 92h25m to go
197M resilvered, 0.01% done
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zbackup ONLINE 0 0 0
raidz1-0 ONLINE 0 0 0
da3 ONLINE 0 0 0
da4 ONLINE 0 0 0
da5 ONLINE 0 0 0
da0 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zdata
state: DEGRADED
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scan: resilver in progress since Sun Dec 30 22:24:04 2018
57.1G scanned out of 19.5T at 79.0M/s, 71h33m to go
11.4G resilvered, 0.29% done
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata DEGRADED 0 0 0
raidz3-0 DEGRADED 0 0 0
da6 ONLINE 0 0 0
da7 ONLINE 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
replacing-3 DEGRADED 0 0 0
7675701080755519488 OFFLINE 0 0 0 was /dev/da4
da2 ONLINE 0 0 0
da1 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

pool: zroot
state: ONLINE
status: Some supported features are not enabled on the pool. The pool can
still be used, but some features are unavailable.
action: Enable all features using ‘zpool upgrade’. Once this is done,
the pool may no longer be accessible by software that does not support
the features. See zpool-features(7) for details.
scan: none requested
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zroot ONLINE 0 0 0
ada0p4 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

両方合わせて70時間ぐらい待ってれば良いっぽい。

という訳で今年の作業終了~。ふー


2019/1/3追記。

ビルドが終わったようなので、14TBのHDD2台目を行ってみる。

# zpool replace zdata da1 da9

# zpool status zdata
pool: zdata
state: ONLINE
status: One or more devices is currently being resilvered. The pool will
continue to function, possibly in a degraded state.
action: Wait for the resilver to complete.
scan: resilver in progress since Thu Jan 3 05:56:07 2019
66.1M scanned out of 19.5T at 2.00M/s, (scan is slow, no estimated time)
12.6M resilvered, 0.00% done
config:

NAME STATE READ WRITE CKSUM
zdata ONLINE 0 0 0
raidz3-0 ONLINE 0 0 0
da6 ONLINE 0 0 0
da7 ONLINE 0 0 0
da8 ONLINE 0 0 0
da2 ONLINE 0 0 0
replacing-4 ONLINE 0 0 0
da1 ONLINE 0 0 0
da9 ONLINE 0 0 0

errors: No known data errors

よーし、これでまたリビルド待ち。

【キャリアアップ講習】第一級陸上特殊無線技士試験対策

第一級陸上特殊無線技士、通称一陸特の受験対策講座の開講が正式に決定しました。

  1. 日時…2019年2月2日・3日(延2日間)
  2. 時間…各日とも9:20~16:30
  3. 場所…東京都立多摩職業能力開発センター府中校

2019年2月期の国家試験は2月10日に実施されますので、その直前ということでこの日程にしました。受講申し込みは、多分12月1日~10日だと思います。授業料は幾らになるか分かりませんが、多分1600円位じゃないかな?民間の講座に比べればメチャクチャ安いはず。期日が来れば、

https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/fuchu/worker.html

で案内が出るのではないでしょうか。

募集人数は何人になるか分かりませんが、いつもの教室を使うとなると40人かな?興味ある方いらっしゃいましたらよろしくどうぞ。


(9月12日追記)

募集案内予告が出たみたいです。募集人員20名、授業料1100円(!)だそうです。

いよいよ電験3種の試験日ですね

明日日曜日は年に一度のイベント、電験3種の試験日です。「試験の出題予想は?」なんて聞かれることもありますが、適当な事を言うわけにもいかないし、いつも通り電気物理の基本からちゃんと理解していれば大丈夫、としか言いようがないです。

とはいえそれも何なので、何か書いておきます。

  • 理論

例年、最初の方の抵抗組み合わせ問題は、「何か」に気付かないと無駄に計算時間を浪費するように仕組まれた問題が良く出ています。例えば、多数の抵抗を組み合わせた回路で、良く回路を見ると電流が全く流れない抵抗が何個もあり、それを取り去ってしまえば超簡単な回路になる、それに気付けば即座に答えが求まるけれど、それに気付かない人は複雑なキルヒホッフの連立方程式の計算に時間を浪費してしまうようなもの。したがって、どうも複雑だな?と思った場合、ちょっと立ち止まって別の角度から見てみると良いかもしれません。

後は、どの科目もそうですが、残り1日で出来る直前対策として、過去数年の過去問の中から知識問題(知ってれば解けるし知らなきゃ出来ない問題)のみをピックアップし、それを集中的に覚えておきましょう。「次のうち誤った記述はどれか」式の問題は、正解となる誤った記述以外の正しい記述を覚える感じで。

  • 電力

電力は知識問題の比率が高いので、上に書いた直前対策みたいな感じで宜しいかと思います。敢えて言えば何だろう?太陽光とか風力とか、自然エネルギー関連がここ最近のトレンドかな?(外したらごめん)

  • 機械

ここ最近、直流機についての掘り下げた問題は出てない気がします。基本的に、界磁磁束×コイルの断面積×巻数×回転速度が逆起電圧(発電機の場合は発電電圧)で、そこから巻線の抵抗の影響を考えたものが端子電圧…ってことが分かってれば何とかなるのが直流機。なので界磁巻線と電機子巻線が直列の直巻は特徴的な性質を示す、と。

同期機・誘導機については必ず出題されるだろうけど、基本的な性質を抑えてあれば大丈夫な気がする。そういえばインバーター制御の問題なんか出ても良いんじゃないかと思うけど(こういうことを言って外すのもアレではある)。

自然エネルギー関係も近年良く出てるから、太陽電池とか風車、小水力発電あたりも。

  • 法規

例えば3.11の後は計画停電の問題が出たりと、割と最近起こったニュースに関するトレンドが出題される傾向がある。じゃあ最近は何があったかというと、…

ん~…

何かあったかな?

まぁ、近年太陽光発電がトレンドではあるかな?

試験直前の1日で出来る対策と言えば、ここ数年の過去問の出題文のカッコの中に正解を入れて黙読(音読でも良いけど)する、位かな?

もちろん全く同じ問題が出題はされないけど、同じあるいは近接した法律について出題される事はあるからね、と。

 

まぁ、残り1日の直前対策は、どの科目についても過去数年の知識問題をピックアップして黙読あるいは音読、これでしょう。

 

皆様の試験合格をお祈り申し上げております。

[日記]職業訓練校にて一陸特講座開催の予定。

どうやら多摩職業能力開発センター府中校にて、来年の2月2・3日の二日間で一陸特の試験直前対策講座を開講することになりそうです。

まだ本決まりではありませんが、決定されれば

https://www.hataraku.metro.tokyo.jp/vsdc/fuchu/worker.html

このページ辺りに載るかと思われます。

もし、よろしければ。

【日記】SAT社の収録の下準備、その他。

毎年夏休みにはSAT社の講座収録の仕事を入れてますが、今年は消防設備士4類の講座の全面再集録と、電験3種の誤り箇所の再集録に行ってきます。

電験3種の誤り箇所ですが、挙げてみると結構ありまして。

  • 電力 P.13
  • 機械 P.42、P.70、P95、P.100、P.107
  • 理論 P.26、P.33、P.63、P.70、P.75、P.79、P.89、P.125
  • 過去問解説 H26理論問15、H27理論問17、電力問3、H28電力問10、法規問13、H29理論問15、理論問16、機械問7

こんな感じでリストアップされとります。

過去問解説は、実働2~3日で解答を作って収録に行ってたので、特に計算式を数式エディタに突っ込んでいるところで抜けがあったりしましたねえ…。

講座では、本は正しいのに口で別の事を喋ったりとか、テキストの誤植があったりとか。何かゴメンナサイ感一杯でございます。


気が付いたらもう8月も下旬。夏休みも残り少なくなってまいりました。

某高校で生徒に出している夏休みの宿題もボチボチ送られてきています。著書の原稿執筆は4冊抱えています。明日は午前中面接官の仕事、午後から大阪に移動して大阪泊。ゴタゴタしている内にあっという間に9月に入りそうです。

そんな感じです。

【日記】高校のお仕事一段落。

ようやく成績を提出してやっと1学期が終わりました。

電験をはじめとした資格講座が楽なのは、極論をいえば全員が全員満点で構わないし、むしろその方が好ましいところです。学校の場合、みんなに4とか5を付けるということができず、必ずある程度の平均点に持って行かないといけない訳なんですね。しかも、何らかの課題を出して、時には試験をして、レポートを読んで採点し…というタスクが必須。500人以上のレポートを読むと、仮に一人1分だとしても8時間9時間という時間とエネルギが掛かってしまいます。これが期末の最大の消耗戦なのですね…

とはいえ、学校の授業は資格講座とは全然違う楽しさがあるのも間違いない事実です。夏休み明けから、また頑張っていきますよ。(2学期はパワーポイントをやる予定)

 

閑話休題、明日からは関西出張で電験3種の直前対策講座をやってきます。諸般の都合で21日は機械、28日は電力、そして8月11日に理論という段取りです。

あわわ。早く寝なくちゃ。

最近sambaサーバに繋がったり繋がらなかったりしていた件

先週頭に風邪を引いてしまい、この一週間、欠勤することができない仕事(学校の授業)以外は寝込んでました。授業の仕事も帰って速攻寝てましたが。

さて、最近何故か某所から某所へのsambaアクセスが繋がったり繋がらなかったりする事例が発生していました。VPN越しなのでVPNの問題か?と思いpingやtracerouteをしても、経路は問題無さそう。サーバ側からトレースすると到達するけどsamba歯繋がらなかったりと、訳の分からない挙動にしばらく悩まされていました。

で、先程原因が分かってようやく解決に至りました。原因は、パケットフィルタリングで

pass in quick on $int_if proto tcp from <lan> port 1024:65535 to $samba_ip port {20,21,110,139,445,49152:65535}

というルールを定めていたのが理由でしたわ。これまでは、Windowsファイル共有サービスのアクセス元ポートが1024~65535を使ってくれていたのが、最近特権ポートを使ってくれていて、それが元で切られていたという。

うーん。こういうWindows側の仕様変更?ってあるんですかね。良く分からん。

4月の多忙期何とか終了で一息。

新年度当初は忙しいものだけど、本当に忙しかった…。

何と言っても某L社の技術系公務員の講座収録がエネルギ使います。何せ2時間半喋りっぱなし、頭使いっぱなしですからね。一番忙しい日は朝6時半に起きて午前・午後と仕事、その後で夜7時半から収録を始めて22時過ぎに終わり、帰宅したら午前様。

銀行に行く時間も何もなくて、クレジット引き落としに間に合わず後から銀行振り込みなんて感じにもなっちゃいましたよ。まあ、これが一年中続けばブラック労働で過労死みたいな案件なんだろうけど、春先だけですから春先だけ。

とはいえ、過労で倦怠感と発熱まで催したのはちょっとヤバかった。おっさん無理しないように程々のラインでやっていきますわ。