2015年6月7日、ルノーウインドがやってきました。
みんからに付けている記録はこちらです。
ウインド?そんな車聞いたことないよ、と思われる方も多いと思いますが、それもそのはず、フランスの自動車会社ルノーが作った1600ccのオープンカーで、屋根が電動で開閉できて簡単にクーペ⇔カブリオレになるというもの。しかも2シーターで左ハンドル、そして5速MTという、余程のマニア以外に日本国内で売れる要素が一つもないという、本当に変わった車です。国内輸入台数も100台そこそこ?という話も聞いていますし、むしろ良くこんなニッチな車を輸入して売り出しこと自体が凄いともいえましょう。エンジンはルノーの定番K4Mで、ルノースポールがチューニングした結果、カングーなどよりはスポーツ指向の仕上がりだとか。ちなみに、2代目トゥインゴゴルディーニと全く同じ駆動系で、ガワだけを変えたのがウインドだということです。
私が何故ウインドを買ったか。それはたまたま、ルノーの認定中古車のページを見ていたとき、中古で出ていたウインドの写真を見つけたからでした。ルノーも「ウインドは、一目惚れした人が買う車だ」というような事を言っていたらしいですが、まさに私の感性にもピッタリ合致してしまったわけです。
そもそも何故日本ではマイナーなルノーかというと、かつて後輩A氏が運転する初代トゥインゴに乗せてもらったのが発端なのです。トゥインゴは、日本でいうところのマーチやスターレットクラスの安価な足車なのですが、そのシートの座り心地は、初めて座った瞬間に「これはいい!」と思わず声を上げてしまうほど。調べてみると、ルノーの車作りは、日本車に良くあるような華美なオプションや装飾を省いて実用本位とし、その代わりシートやサスペンションは極上で、何時間運転していても疲れないという評判です。なるほどそれを体感した私は、忘れかけていたルノー車への気持ちを、ウインドの写真で呼び起こされてしまった訳です。
ルノー車の魅力に憑りつかれることをことを、菱形菌に感染するというそうで。
ウインドは2011年から2013年の短い期間で販売終了し、市場には中古車のみ。それも200万円近くの値が付いていますからそう簡単に買う事もできず、最初に見つけた中古車はSOLD OUTになるのを黙って見ていることしかできませんでした。
しかし、ちょうどその頃大きな仕事が入り、現金一括で買えるだけの資金が出来てしまったうえ、近隣の中古車店でウインドの中古車がタイミングよく出ていたのです。少し悩みましたが、買ってしまいました。168万円だったかな。
- 購入時の状態
- 年式:2011年8月
- 走行距離:23156km
- 最初がレンタカー(2年車検)だった車のため、車検は2011年から2年毎です。