一年前、33万円の大金をはたいて購入したパナソニックのレッツノート、CF-RZ4なのですが、稀にフリーズする現象が起き、そのせいでどうしても第一線として活用するのはためらわれるという何とも辛い状態にありました。これがまた悪いことに、現象が再現する明確な法則はなく、ダメなときはすぐダメになるし、調子がいい時は丸一日、二日でも動き続ける。これでは修理を頼んでも、「再現性なし」で戻ってくるのは明白なので、何ともストレスを抱えておりました。
これまでの経験上、こうなる理由はメインメモリかストレージのSSDである可能性が高く、一か八かSSDを交換することにしました。
新しいSSDは、トランセンドのTS512GMTS800の512GB。少し古い製品ですが、逆に言えば時間が経って枯れているため安定動作するんじゃないか?という期待も籠もっています。512GBのM2のSSDが2万円台で買えるとは、なんと有難い時代なのでしょうか。
今までのSSDは、サムスンのMZNTE512HMJH-00000。コイツはTLC、対するトランセンドはMLCというあたりも安定動作を期待した理由となっております。
換装方法は、まず今までのSSDを取り出し、M2⇔SATA変換基板を介してデスクトップPCに接続、そしてDD For Windows で物理ダンプ。その結果出来上がったファイルを、今度は新しいSSDに書き戻し、ノートパソコンに戻すという、Unixユーザー的には当たり前だけどやり方を知らない人にとっては難しい(?)手段で行いました。
今現在、これを新SSDに換装したノートパソコンで打っていますが、今のところフリーズはなく快適です。多分これで治ってくれると思うんだが…いや、治ってくれ!そうじゃないと困るんですよ;;
追記
TS512GMTS800に交換後もフリーズの症状が出たため(但し、感覚的には元よりは大分良くなった気がする)、行く所まで行ってみよう!ってことで1TBのSSD、CT1050MX300SSD4に再換装してみました。
その後メチャクチャ使い込んでいる訳ではないものの、非常に稀にしかフリーズしなくなりました。ただし、たまたまという可能性もあるので気を付けないと。