色々な権限を持っている複数のユーザーが存在している状況下で、ユーザグループごとにアクセス制限を掛けているsamba共有フォルダの設定方法。
複数のユーザが同一の権限でアクセスできる共有フォルダ(force user/force group)のアクセス権限を、valid users=で設定するとうまく行かない。
その場合は、invalid usersを用いて排除するユーザを記述する。システムのグループで分けて、invalid users = +グループ名で設定すると楽。
色々な権限を持っている複数のユーザーが存在している状況下で、ユーザグループごとにアクセス制限を掛けているsamba共有フォルダの設定方法。
複数のユーザが同一の権限でアクセスできる共有フォルダ(force user/force group)のアクセス権限を、valid users=で設定するとうまく行かない。
その場合は、invalid usersを用いて排除するユーザを記述する。システムのグループで分けて、invalid users = +グループ名で設定すると楽。
理論のディスク7のRLCの並列回路のベクトルで、電流を基準にした場合、コンデンサは電流が進むので上方向に書くのはわかりますが、ーjが付いているので下方向に書いても問題(何かの支障) はありますか?上下変わっても、ベクトルの大きさは変わらないのですが、今後の勉強を進めていく上で、何か問題があれば教えてください。
上記の質問でRLC並列回路でコンデンサは電流を基準と書きましたが、電流ではなく電圧でした。電圧を基準とした場合、コンデンサは電流が進むので上方向に書くのはわりますすがーjが付いていても、下方向ではなく、上に書くべきでしょうか?と言う内容でした。
お手数をおかけして、申し訳ありませんが、ご回答をよろしくお願いいたします。
おっしゃる通り、RLC回路のベクトル図は、何を基準にしてベクトル図を描くかによって、コンデンサを上に書いたり(+j)下に書いたり(-j)が変わってきますので、今描いているベクトルが何を基準にしていているかを、良く気を付けなければいけません。
もう一度改めて基本を確認しますと、
これが基本となります。ですから、RLC並列回路において、(電圧と同位相の電流が流れる抵抗の)電流を基準にしてベクトル図を描くと、コンデンサに流れる電流は上向き90°(+j)、コイルに流れる電流は下向き90°(-j)となり、これらを合成したものが回路に流れる全電流となります。
次に、RLC直列回路についてベクトル図を描くときは、(流れる電流と同位相の電圧が発生する抵抗の)電圧を基準にしてベクトル図を描くことになりますから、
ことになり、抵抗の両端に発生する電圧を右に、コイルに発生する電圧を上向き90°(+j)、コンデンサに発生する電圧を下向き90°(-j)にとってベクトルを描いて合成したものが、RLC直列回路の両端に発生する電圧になります。
最後に、RLC直列回路の合成インピーダンスを求める場合です。インピーダンスは、素子にかかる電圧を流れる電流で割ったものですから、
となります。したがって、RLC直列回路の合成インピーダンスは、抵抗が実数軸、コイルのリアクタンスは+j、コンデンサのリアクタンスはーjに取って合成することになります。
なお、RLC並列回路の合成アドミタンスを求める場合は、リアクタンスの逆数のサセプタンスで和を取りますから、コイルがーj、コンデンサが+jとなります。しかしRLC並列回路の計算は面倒なので、その計算を伴う問題が出題されることは余りなく、実際上はRLC並列回路においての電流値の合成、RLC直列回路においての電圧値の合成、そしてRLC直列回路においてのインピーダンス合成を押さえておけば大丈夫かと思います。
一年前、33万円の大金をはたいて購入したパナソニックのレッツノート、CF-RZ4なのですが、稀にフリーズする現象が起き、そのせいでどうしても第一線として活用するのはためらわれるという何とも辛い状態にありました。これがまた悪いことに、現象が再現する明確な法則はなく、ダメなときはすぐダメになるし、調子がいい時は丸一日、二日でも動き続ける。これでは修理を頼んでも、「再現性なし」で戻ってくるのは明白なので、何ともストレスを抱えておりました。
これまでの経験上、こうなる理由はメインメモリかストレージのSSDである可能性が高く、一か八かSSDを交換することにしました。
新しいSSDは、トランセンドのTS512GMTS800の512GB。少し古い製品ですが、逆に言えば時間が経って枯れているため安定動作するんじゃないか?という期待も籠もっています。512GBのM2のSSDが2万円台で買えるとは、なんと有難い時代なのでしょうか。
今までのSSDは、サムスンのMZNTE512HMJH-00000。コイツはTLC、対するトランセンドはMLCというあたりも安定動作を期待した理由となっております。
換装方法は、まず今までのSSDを取り出し、M2⇔SATA変換基板を介してデスクトップPCに接続、そしてDD For Windows で物理ダンプ。その結果出来上がったファイルを、今度は新しいSSDに書き戻し、ノートパソコンに戻すという、Unixユーザー的には当たり前だけどやり方を知らない人にとっては難しい(?)手段で行いました。
今現在、これを新SSDに換装したノートパソコンで打っていますが、今のところフリーズはなく快適です。多分これで治ってくれると思うんだが…いや、治ってくれ!そうじゃないと困るんですよ;;
追記
TS512GMTS800に交換後もフリーズの症状が出たため(但し、感覚的には元よりは大分良くなった気がする)、行く所まで行ってみよう!ってことで1TBのSSD、CT1050MX300SSD4に再換装してみました。
その後メチャクチャ使い込んでいる訳ではないものの、非常に稀にしかフリーズしなくなりました。ただし、たまたまという可能性もあるので気を付けないと。
法規24章の例題について解説をお願いします。
この問題は、理論で出てきた有効電力と無効電力、皮相電力の関係と、電力で出てきた、抵抗とリアクタンスを含む線路の電圧降下の簡略式を使います。
まず、求めやすい値から求めます。工場の負荷が2000kW、最初の力率が0.6ということから、皮相電力や無効電力を求めることができます。有効電力をP、無効電力をQ、皮相電力をX、電圧と電流の位相差をθとすると、
より、
という式が成り立つことが分かります。また、
ですから、P=2000kWのとき、
と求まります。電圧降下の簡略式は、線路の電流をI、送電線の抵抗をr、送電線のリアクタンスをxとして、
でした。題意より、力率改善後において、送電端は6600V、受電端が6300Vですから、電圧降下は、
です。また、負荷で消費される有効電力は、三相電力の式から
なので、
と変形することができます。ここでr=0.5Ω、x=1Ωを代入すると、
となるので、ここから
が求まります。したがって、
が、電力用コンデンサによって吸収された無効電力値ということになります。
法規23章の例題について解説をお願いします
変圧器の基本的な性質については、機械や電力で出てきた通りです。鉄損は通電中変化せず、銅損は負荷電流の2乗に比例することを利用します。
まず、1日の鉄損を求めます。これは150Wとありますから、
とすぐに求めることができます。
次に銅損です。これは変圧器の巻線抵抗によるジュール熱ですから、P=I^2Rより、負荷電流の2乗に比例します。変圧器の二次側電圧が一定であり、電力は電圧×電流で求められますから、銅損は負荷電力の2乗に比例すると言い換えることができます。したがって、グラフの各時間帯の銅損を求めると、
で、各時間帯の銅損による損失電力量を求めることができます。
これを計算し、鉄損である3.6[kW・h]と合計すると、1日の総損失は5.43[kW・h]と求められます。
変圧器の全日効率とは、1日を通して出力した電力量の、入力電力に対する割合を示しますから、1日の総出力電力量は、
以上の総合計が228[kW・h]となります。
したがって、全日効率は、228/(228+5.43)で求められることになります。
法規22章の例題について解説をお願いします
この問題は、1日を通じて1秒間に12立方メートルの水が流れてくる川に水力発電所を設置した場合の問題です。
1秒あたりに流れ込む水の量に、1日の時間を掛けることで求められます。1分が60秒、1時間は60分、1日は24時間ですから、60×60×24=86400秒が1日の秒数です。したがって、12×86400で1日の水の総流量を求めることができます。
問題文より、この発電所は24時間に流れ込む水の全量を12時~18時に使用して発電していることが分かります。1日の総流量は、前問の答えより1036800立方メートルですから、これを6時間で使い切って発電することより、発電中の1時間当たりの水使用量は1036800/6=172800立方メートルということになります。
電力は、1秒あたりの電気エネルギー(単位はジュール)を表しますから、発電中の1秒あたりの水使用量を求めます。すると、172800/3600=48立方メートルということになります。(1時間=60分×60秒=3600秒で割りました)
この水が、有効落差80mを流下して発電機を回します。水の位置エネルギーはmghで与えられ、mは質量(単位:㎏、1立方メートルの水は1000㎏)、gは重力加速度で固定値9.8、hは高さで80mですから、
となり、1秒間に37632000ジュールすなわち37632000Wの電力が得られることが求まります。但し、実際に取り出せる電力は、この値に効率0.85を掛けて、31987200W、つまり31987.2kWとなります。
法規21章の例題について解説をお願いします
B種接地抵抗は、電技解釈に規定されているように、C種やD種のような固定値ではなく計算して求めた値となります。B種接地は、高圧から低圧に変圧する変圧器において、万が一高圧側と低圧側の巻線がショートしてしまった場合、二次側に現れる電圧を一定以下に抑えるために設けられます。例えば100Vのコンセントに、変圧器のショートで1000Vや2000Vが発生したら大変なことになります。
さて、この時二次側に発生する対地電圧は、当然ながらオームの法則より、
となります。ということは対地短絡電流を求める必要があるのですが、これを求める式は出題文中にある通りです。この式に従って値を求めると、1.13Aが地絡電流となります。しかし、電技解釈には、
1線地絡電流の計算結果が2A未満の場合は2Aとして計算すること
という項目があるため、これを2Aとして計算します。
電技解釈の条文中、
1秒以内に自動的に動作する遮断器を設置した場合のB種接地は、
600÷(1線地絡電流値)
で計算する
という項目があるため、これに従って計算することで600÷2=300Ωが答えとなります。電技解釈の条文は、インターネットで検索することですぐに見ることができますので、条文に目を通して確認することをお勧めしております。
法規20章の例題について解説をお願いします
この問題は、配線用遮断器に求められる遮断電流を求める問題です。
電源をショートしてしまうと非常に大きな電流が流れますが、この遮断器は万が一その下流で配線がショートした場合でも安全に電流を遮断できる性能が求められます。
ショート時は非常に大きな電流が流れることは分かっているので、それなら1000000000000…アンペアでも遮断できるような設備を設置すれば理論上問題はないのですが、そんな超巨大な設備を設置したところでショート時にそんな巨大な電流が流れることはないですから、結論として理論上考えうる最大電流が遮断できる性能を持っていれば良いことになります。
というわけで、CB1、CB2ともに、その直下で配線がショートした場合に流れる短絡電流を求める問題です。
まず、CB1について考えてみます。もしCB1直下で配線のショートが起きた場合、そこに流れる電流を決定するのは、変圧器内部の巻線によるインピーダンス値になります。変圧器に発生する電圧とインピーダンスのオーム値が求まっていれば、電圧÷インピーダンスで電流は求められるのですが、ここでは基準容量、基準電圧、百分率抵抗降下、百分率インピーダンス降下の値しか与えられていませんので、この値からどのように短絡電流を計算するのか知らなければなりません。
「百分率インピーダンス」というのは、
変圧器や発電機が定格運転しているとき、定格電圧・定格電流から求められる負荷の定格インピーダンスに対して、変圧器や発電機の内部巻線のインピーダンスがどの程度の割合なのか、という指標の値
です。もし、定格負荷インピーダンスに対して、変圧器などの内部巻線のインピーダンスが1%であったとすると、短絡したときに流れる電流は定格電流の100倍であることが分かります。百分率インピーダンスは、このようにして使います。
例題の変圧器は、
ですから、流れる電流は
で、暗黙のうちに三相交流ですからこれを√3で割り、約550Aと求められます。
この電流を百分率インピーダンスで割ることにより短絡時の電流が求められますが、問題では百分率抵抗降下と百分率リアクタンス降下の値しか提示されていませんので、抵抗とリアクタンスの合成インピーダンスの求め方に従い、これらの2乗和を求めます。すると
の百分率インピーダンス降下ですから、
が短絡電流として求められます。
CB2も同じです。CB2に関しては、CB2直下でショートが起きたとき、変圧器の巻線とCB1~CB2をつなぐ電線の合成インピーダンスにより短絡電流が求められます。もちろんCB1~CB2間のケーブルが増えた分、CB1に比べて短絡電流は小さくなります。
ですから、合計すると10.2%、同様にして百分率リアクタンス降下の合計が4.8%です。したがって、合成百分率インピーダンス降下は
になります。したがって
がCB2における遮断容量となります。
百分率インピーダンスは、普通の電圧・電流・抵抗とはちょっと異なる表現方法ですので、最初は取っ付きにくいと思いますが、考え方や計算に慣れてしまえば単純な計算で求められるかと思います。
平成24年過去問問10について質問です。私はアドミタンスと聞いただけで思考停止してしまいます…
アドミタンスと聞いただけで苦手意識が出てしまうという感覚は、私も良く分かります。電気回路において、電圧を電流で割った抵抗という概念は比較的素直に理解できます。しかし、抵抗の逆数のコンダクタンスや、インピーダンスのの逆数のアドミタンスは、概念がつかみにくく理解しにくいものです。今自分が扱っている値はどんなものであるか、をきちんと把握しつつ慣れていくしかないでしょう。
この問題の場合、10MHzと凄く高い周波数が出てくる為、Xc=1/2πfCより、並列回路の一つにもの凄く小さな抵抗がある。という事は C、L、R2の合成抵抗はほぼゼロと考え、I10MHz=V/20と考えました。
全く問題ありません。もちろん厳密には計算して求める必要があるのですが、
という感覚を持っているのか、それともいちいち計算しないと数字が出ないのかでは、問題を解くスピードも違ってきます。真面目に計算するだけではなく、できれば見た瞬間に出題者の意図をつかむ事ができるのが大切ですが、この問題はその好例です。
回路の並列共振周波数1/2π√(LC)を計算すると10Hzになります。従って10HzではR1とR2の単なる直列回路、10MHzではほぼR1だけの素通し回路になりますので、電流比を求めると1:2.5、したがって答えは(1)ということになります。
個人的に複雑な計算を素早く要領よく計算出来る自信が全くありません…電験3種の場合、極力計算を避ける考え方でも何とかなるでしょうか?
電験3種の試験において、計算問題の比率は思ったほど高くありません。もちろん計算を全くなしでは合格はできませんが、複雑な計算は後回しにしても十分合格の可能性はあります。この問題の場合を例にとると、
の2つが分かれば、すぐに答えが求まります。
原稿執筆当時は記述の通りでしたが、その後消防法の改正があり、消防用ホースは個別検定から外れました。従って出題文と解答を以下のように訂正します。
P.73問題59の出題文
消防用ホースは、型式適合検定の対象とされている。
P.74問題59の解答
正誤:×
解説:
型式適合検定の対象品目は、消火器、消火器用消火薬剤、泡消火薬剤、閉鎖型スプリンクラーヘッドなどの12品目が規定されています。消防用ホースはここに含まれません。なお、型式適合検定は、以前は個別検定と言いましたが、名称が変わるとともに検定品目も整理されました。
図中、BとCを入れ替える。
記号Aが指し示す部分は、感知器の外枠ではなく、その内部のオレンジ色の部分に修正。
正解:〇
通路は、端から15m以内、そして感知器相互が30m以内となるように設置します。図の通路の縦長部分、上から15mと下から15mのところに設置すれば、この条件を満たします。