数学理論と学習し、問題に取り組んでいますが、なかなか自分の力で答えまでたどり着けません。わかるまで何度もやればいいのかもしれませんが、なにか方法はありますか。教えてください。よろしくお願いします。
電験3種の勉強法ですが、王道は、単なる問題と答えの暗記ではなく、問題から答えに至るまでの理屈を正しく理解して解いていくことになります。もちろん、勉強にあたっての前提知識やその人にとって向いた勉強方法など様々ですから、一口でこうすれば良い、という勉強法はありません。
とはいえ、これでは余り答えになっていませんから、最も実践的な勉強方法をお答えしておこうと思います。
それはまず、直近からの試験過去問に取り掛かることです。もちろん最初は解き方なんて全然分からないとしても、どういう理屈でどのようにすれば解けるのかを、参考書や資料、ネットなどを動員して調べ、答えに至るまでを追う方法です。ハードかもしれませんが、正解に至るまでの筋道を一問ずつ理解していけば、実戦的な知識が身に着いていくかと思います。
電気の理論は難しそうですが、極めて身近にあふれているものですし、日頃使っていて慣れ親しんでいるはずのものです。私の講座でも、極力そういう身近な例を出し、具体例を見ることで直感的に分かりやすいように努めているつもりです…。
また、4科目のうち電力と法規は知識問題の多い科目です。まずはこの2科目の科目合格を確実に狙い、理論と機械は長期計画という手もあります。
どうしても直接分からないところを講師に質問したいという事であれば、メールでの質問も良いのですが、公立の職業訓練校等が開催している電験3種講座などを受講する手もあります。
私は東京都の職業訓練校で講座を持っているので東京都しか分かりませんが、
http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/school/carr_up/index.html
このページに各校で開催されているキャリアアップ講習のガイドがあります。
私は今のところ、来年1月8・14・21日に府中校で開催される「第三種電気主任技術者入門」と、7月2・9・16日に府中校で開催される「第三種電気主任技術者科目合格対策(法規)」の講師を担当します。
あまりお役に立てるような回答ではなく申し訳ありませんが、今後ともよろしくお願いいたします。