共通テキストP23の問3の解答と解説に「比例します」とありますが、これは反比例の間違いではないでしょうか?
これはご指摘の通り脱字がありまして、「距離の2乗に反比例」です。
ご迷惑をお掛けしまことに申し訳ありませんでした。
共通テキストP23の問3の解答と解説に「比例します」とありますが、これは反比例の間違いではないでしょうか?
これはご指摘の通り脱字がありまして、「距離の2乗に反比例」です。
ご迷惑をお掛けしまことに申し訳ありませんでした。
消防設備士4類共通テキスト 第2章法令 P97 問題5に対する質問です。解答は○になっていますが、テキストP82にて、「地階・無窓階の場合は、床面積100㎡以上で」に劇場が記載ありません。劇場も含まれるのでしょうか?
この問題は、原稿を起こす際にミスがあったようで、ご指摘の通り地階の劇場は300㎡が基準です。正答は×となります。
チェックが隅々まで行き届かずご迷惑をお掛けし、誠に申し訳ございませんでした。お詫びの上、以下のように訂正いたします。
「正解:× 劇場は特定防火対象物ですから、300㎡が設置基準です。キャバレーやカフェー、ダンスホール、飲食店などが地階・無窓階にある場合は設置基準が100㎡と厳しくなりますが、劇場は300㎡のままと規定されています。」
電気工事士の免許をもっています。免除をうけるのですが、テキストとDVDにおいて、飛ばせる項目がよくわからないので教えてください。
消防設備士の受験案内をご覧いただくと、甲種4類で電気工事士を持っていると免除できるのは、基礎的知識の電気10問、構造・機能及び工事・整備の電気12問、そして鑑別の問1となります。端的に言えば、電気理論に関する問題は全てと、消防設備に関する問題のうち電気的な理論や動作原理に重きを置いた問題が免除になるという事になります。
したがって、該当するのは、「乙4・甲4共通テキスト」のうち第1章全部と第3章のうち電気理論に関する部分、例えば160ページの接地工事の種類とか161ページの絶縁抵抗、配線工事の種類などになります。
但し、第3章の消防設備に関する問題については、実技試験(鑑別問題)で出題される可能性もありますので、出題はされなくても一通り目を通していただく方が確実かと思います。
鑑別の問1については、電気工事に使用する工具や測定器等についての問題ですから、「乙4・甲4共通テキスト」のP.208・209の部分が該当します。対応するチェック問題はP.214~221辺りが該当します。
消防設備士甲種四類共通テキスト 006Bページ24チェック問題②「図の回路の電源Iは0.8Aである」について、解き方、公式が分かりません。どうしてこのような公式が出てきて、電流の1Aはどこからくるのですか?よろしくお願いします。
さて、この回路の考え方ですが、このように抵抗が直列・並列になっている回路を考える場合、単純化できる場所から順に単純化していきます。
まず、20Ωと5Ωの並列部分を1個の抵抗に置き換えることを考えます。すると、
(20×5)÷(20+5)=100÷25=4
となり、実は4Ωの抵抗に置き換えることができます。
すると、回路全体は、10Vの電池、6Ωの抵抗、4Ωの抵抗と直列になっていますから、10V÷10Ωで、電池から流れる電流は1Aと求まります。
つぎに、この問題のIを求めるためには、5Ωの両端に掛かる電圧を求める必要があります。
20Ωと5Ωの並列抵抗は4Ωでしたから、この4Ωに1Aの電流が流れたときに発生する電圧は、4Ω×1A=4Vです。つまり、5Ωの抵抗の両端には4Vの電圧が発生することが求まります。
したがって、5Ωの抵抗に流れる電流は、4V÷5Ω=0.8Aと求まります。
消防設備士乙種4類テキストの83ページに記載の「指定可燃物の数量指定倍率ですが、テキストには「500倍以上」と」記載ありますが、この倍率の根拠は何に由来しているのでしょうか?
御社の危険物取扱者乙4テキストの97ページには「警報設備は指定数量が10倍以上」と記載されており、その通り理解していました。
ご質問頂いた箇所ですが、消防法施行令の第21条に記載されています。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S36/S36SE037.html
抜粋すると以下の部分です。
第二十一条 自動火災報知設備は、次に掲げる防火対象物又はその部分に設置するものとする
八 前各号に掲げる防火対象物以外の別表第一に掲げる建築物その他の工作物で、指定可燃物を危険物の規制に関する政令 別表第四で定める数量の五百倍以上貯蔵し、又は取り扱うもの」
危険物取扱者の方で学ぶ「10倍以上」は、危険物の規制に関する政令の第21条です。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S34/S34SE306.html
第二十一条 指定数量の倍数が十以上の製造所等で総務省令で定めるものは、総務省令で定めるところにより、火災が発生した場合自動的に作動する火災報知設備その他の警報設備を設置しなければならない。
ここでいう「火災報知設備その他の警報設備」ですが、具体的には自動火災報知設備、拡声装置、非常ベル、消防機関に通報する電話、警鐘です。つまり、
という数量関係となっているわけです。
SATさんの方で、質問対応の専門人員を確保してくださることになりました。
これまで、長いと一週間ほど質問を貯めてしまっていたので、だいぶ状況は改善されるかと思います。もちろん、そちらで回答できない質問については私に回ってくると思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます…。
平面図の自動火災報知器の設計で終端抵抗の設置場所についてなんですが、問題文に特に指定がなければ、どこの場所に配置してもいいのでしょうか?講義にて説明されていたと思うのですが!
回答よろしくお願いいたします。
おっしゃる通り、特に指定が無ければ、配線がおかしくない限りどのように配置しても問題はありません。したがって、同じ製図問題に対して、正解が複数ある場合もあります。
また、製図試験のワンポイントアドバイスとして、これは採点者が回答を読んで判断していますから、ズバリの正解が分からなくても、出来る限りの説明など記述を書いておくことで、部分点?を付けてもらえる可能性もありますから、諦めることなく臨んでいただければと思います。
ベルの配線ですが、一斉鳴動ですと2本になりますが、区分鳴動の場合は、何本ですか?
区分鳴動にする場合、ベルの配線は、片方が共通線となります。
例えば8階建てだとすると、7階から8階に上がる部分は2本、6階から7階に上がる部分は共通線1本+8階の線+7階の線の合計3本、5階から6階に上がる部分は共通線1+6階+7階+8階の4本…といった具合です。但し、地下階がある場合、地下は区分鳴動にしないのでベル線+ベル共通線の2本です。
P269の問題30
4階の末端に終端抵抗設置とありますが、3階設置はだめですか?IV線4本と記載がありますが、3階からの戻り配線は含まないのですか?
問題26~29については、階ごとに警戒区域を設けた場合という前提条件ですから、戻り配線は含まれないことになります。
問題31
1階からの送り配線2本は、Cに終端抵抗が設置されると考えるのですか?以上よろしくお願いします
C、つまり2階部分に終端抵抗が設置されると考えて頂いて結構です。
特段の事情がない限り、基本的に配線は最も効率よく引き回します。例えば、1階と2階を同一警戒区域として1階に終端抵抗を置く場合、2階から1階へと送り配線を戻さなければいけないので配線数が増えてしまいますから、2階に終端抵抗を置くことになります。
これに関しても上の問題と同様でして、〇×のテキストに落とし込むために条件を適宜省略した結果こうなっているだけですので、基本的な考え方を掴んでいただき、あとは実際の出題に示される条件通りに対応していただければ宜しいかと思います。
消防設備士4類の実技の系統図で悩んでいます。
P型1級で共通線IVの数(消火設備はなし・表示灯線IVは2本・ベルはHIV2本は除外の場合)ですが、7警戒までは1本となっています。ここまでは理解できるのですが、問題で7警戒あった場合共通線は1本で良いのでしょうか?もしくは、応答線と電話線は含まれて9警戒?となるならば、2本必要ではないかととらえるのが正しいのでしょうか?よろしくお願いします。
感知器回路の共通線ですが、これは基本的に他の回路と共通使用することはできないですから、7警戒区域の場合は、それぞれの警戒区域に至る感知回路の線7本+共通線の合計8本という事になります。8警戒区域の場合は、感知回路の線が8本+共通線2本の合計10本という事になります。
蛇足ですが、この場合7警戒区域が共通線1本+1区域の1本としても悪くはない(動作しない訳ではない)のですが、もし万が一7区域の共通線に断線などの不具合があった場合の影響が大きいですから、4区域に共通線1本+残りの4区域に共通線1本とした方が好ましいことになります。
これは、実際の製図の試験の図面において、8警戒区域以上存在する場合の設計図面で「共通線は均等に割り付けること」という条件が出る可能性もありますので、念のために付け加えておきました。
平面図の自動火災報知器の設計で終端抵抗の設置場所についてなんですが、問題文に特に指定がなければ、どこの場所に配置してもいいのでしょうか?講義にて説明されていたと思うのですが!
回答よろしくお願いいたします。
おっしゃる通り、特に指定が無ければ、配線がおかしくない限りどのように配置しても問題はありません。したがって、同じ製図問題に対して、正解が複数ある場合もあります。
また、製図試験のワンポイントアドバイスとして、これは採点者が回答を読んで判断していますから、ズバリの正解が分からなくても、出来る限りの説明など記述を書いておくことで、部分点?を付けてもらえる可能性もありますから、諦めることなく臨んでいただければと思います。