「訂正」カテゴリーアーカイブ

SAT電験3種講座 理論 質問回答(テブナンの定理の説明における誤り)

理論編のdisk1の 07・テブナンの定理のH25年の問6の説明で60分の10 が3分の5だと言っているのですが意味がわかりません。60分の10は6分の1ではないのですか?3分の5とは何の事を言っているのですが?

 

ご指摘の通り、この問題は最終的に「60Ωの抵抗に10Vの電圧が掛かり、流れる電流は60分の10アンペア、これを約分すると60分の10→30分の5→6分の1となり、1÷6≒0.17アンペアと求まる」ことになります。

3分の5は単純な言い間違いでして、もちろんこれは30分の5が正しいものとなります。

混乱させご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。また、ご指摘いただいたことについて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

SAT電験3種講座 機械 質問回答(論理演算とブール代数に関するミス)

電験三種機械編 28論理演算とブール代数の講義を視聴させて頂きましたが、添付の動画での例題問bの問題についてですが、動画の26分頃に、正解は(1)とおっしゃっていますが、Z=0のとき 問題の論理式は、XYとなり、(4)になるような気がしますが、なぜ(1)になるのかが、わかりません。教えて頂きたいと思います。よろしくお願いします。

添付いただきましたデータを確認しましたが、電験3種の平成25年問18の問題ですね。

御指摘の通り、私が言い間違いをしておりまして、もちろん正解は(4)で合っています。ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。お詫びの上、訂正いたします。

SAT電験3種講座 猫電 質問回答(誤植指摘)

冊子名: 猫でも分かる電気数学講座(改訂版)

 

誤植  p.129 上から11行目

乗用対数 ではなく 常用対数 ではないか

回路図 p.131  C の記号は = ではないか(Eの記号の表記と同じになっている)

分配法則 p.140

A+(B・C)=(A+B)・(A+C)

成立しないのではないか

>乗用対数 ではなく 常用対数

御指摘の通り、誤植でございます。

>回路図 p.131  C の記号は = ではないか

私の手元にテキストの現物が無いため即座に確認が出来ず申し訳ありませんが、御指摘通りで正しいかと思います。

>分配法則 p.140

>A+(B・C)=(A+B)・(A+C)

>成立しないのではないか

こちらも現在手元にテキストが無いのですが、御指摘の通り、記号の+と・は逆ですね。

A・(B+C)=A・B+A・C

が正しい式となります。

ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。また、わざわざご指摘いただきましたこと、感謝申し上げます。

SAT電験3種講座 理論 質問回答(電験3種 平成26年 理論 問15(b) 過去問解説 力率計算の誤り訂正)

この様に解説がありましたが、並列の場合の力率はインピーダンスから求めるのではなく、電流の比か、抵抗の逆数から求めるのでないのですか?解説の通り計算すると、解答と合わないので、確認お願いします。

さて、御指摘の件ですが、おっしゃる通り、並列ですから力率は直列の場合とは反対になります。すなわち、

  • 力率=(抵抗に流れる電流)÷(全負荷合成電流)

または、抵抗・リアクタンス・インピーダンスを用いるのであれば、

  • 力率=(リアクタンス)÷(インピーダンス)

になります。

  • (リアクタンス)÷(インピーダンス)=sinθ

と書いてしまいましたが、御指摘の通り、並列の場合はこれはcosθとなります。動画中、ついいつもの直列回路のことが頭にありsinθとして話をしてしまった訳です。大変申し訳ありませんでした。また、御指摘いただきまして誠に感謝申し上げます。ありがとうございました。

SAT電験3種講座 機械 質問回答(誘導電動機に関する記述の誤植)

機械P25の例題の解答で「誘導電動機では空隙を小さくすると効率が悪くなる」とテキストには書いてありますが、DVDの毛馬内先生の解説だと誘導電動機では空隙が広いと効率が悪くなるという内容だったと思います。どちらが合っているのでしょうか?当方の聞き間違いでしたらご容赦下さい。

確認したところ、テキストの方が誤植です。「誘導電動機では、空隙を小さくしない効率が悪くなる」が正しい記述です。

誘導電動機は、固定コイルから回転コイルを貫いて流れる磁界によって回転コイルに電流を誘起しますので、空隙が大きいと磁気抵抗が大きくなってしまい、効率が悪くなってしまいます。

以上、ご指摘いただくまで誤植に気付かず大変失礼いたしました。上記のように訂正いたします。

SAT電験3種講座 理論 質問回答(コイルとコンデンサのベクトル図の誤りについて)

疑問点というよりも、恐らく表記ミスだと思いますが一応その個所について質問という形で確認をお願いします。
前回の質問についてご丁寧なご回答をありがとうございます。確かにRLC直列回路のインピーダンスの説明の結論のところでは少し違和感を感じながら説明されている感じがしますね。それで、理論編の14RLC直列回路も拝聴したところ、コンデンサのインピーダンスの説明のところでもDVD画面の説明文の中で途中から、本来コンデンサとあるべきところだと思うのですが、コイルという表記になっています。テキストではありません。コイルのインピーダンス:jwc/1=-j・wc/1とあるのはコンデンサーのインピーダンスの間違いだと思います。
当初はねこ電のところでもコンデンサとコイルの言い間違いではないかというところがありましたので、相当混乱しましたが理解が進むと簡単な間違いなんだなと自分でもわかるようになりました。質問によって確認してほしいとのことでしたので改めて質問しました。

**様

いつもながら恐れ入ります。メール頂きありがとうございます。

今回の講座では、種本となる「丸覚え!電験三種 公式・用語・法規の超重要ポイント」を元に、まずは書籍内の図を外部業者にトレースしてもらい、そのデータを用いて私がPowerpoint上でビデオ収録用の資料を作成して解説しています。さらに、ビデオ収録が2015年の夏、テキスト執筆が2015年暮に初版、2016年暮に改訂版という流れでして、図のトレースミスや私の勘違いなどもあり、100%完璧な講座とはならなかったことは深く反省し今後の改善につなげていきたいと考えております。

重ね重ね、お付き合いいただき本当に有難うございます。今年2017年の夏に講座ビデオ、テキスト共に全面的に改定する予定ですので、反省を踏まえて出来る限りミスや解説漏れなどの無いように尽くしていきたいと考えております。

2017年版 SAT電験3種講座テキスト誤植訂正(理論編)

  • P17の⑥の式

誤:-i1-4i2+5i3=40

正:-i1-4i2+5i3=10

  • P62の中段箇所

誤:共振状態において、RL並列部分の合成リアクタンスは無限大

正:共振状態において、LC並列部分の合成リアクタンスは無限大

  • P95P.55の計算式、上の囲みの2行目

最後の「-j」の前に「=」を追加

  • P105の解説の欄

誤:F=μH

正:F=mH

  • P116の中段箇所の相互インダクタンスの解説

M=μSN1N2/I(アイの大文字)→M=μSN1N2/ℓ(エルの小文字)

SAT電験3種講座 猫電 質問回答(コイル・コンデンサのリアクタンスベクトルの誤りと訂正)

P34のRLC直列回路でのインピーダンスで、図ではコイルのリアクタンスのベクトルは下向きのマイナスを向いています。電圧の合成の図ではコイルの電圧のベクトルが上方のプラスだったのに対し、なぜリアクタンスの図では逆を向いているか?ということについて毛馬内先生は詳しく解説されています。虚数を使ってコイルのリアクタンスはXL=VL/-jIになり、=jV/Iでプラスになる。とここまでは理解できるのですが、そのあとで先生は、「だから先ほどとは(電圧のベクトル?)逆になっているんですよ」とおっしゃっています。ここが理解できていません。

私の理解では、XL=VL/-jI なら電圧基準で電流側がマイナス90度遅れているのでベクトルは下向きのイメージですが、本質的にはXL=jV/Iになりプラスになると思うのでベクトルの方向は上向きのプラスになるのではないか?という疑問がぬぐい切れません。なのにどうして図のコイルのリアクタンスのベクトルはマイナスの方向を向いているのでしょうか?ちなみにその直後の説明で、コイルの場合もV/+jI=-jV/Iとご説明されているのはコンデンサのことのように思えます。よろしくお願いします。

ご質問承りました。

まず、この部分につきましては、完全に私のミスでございます。

ご指摘の通り、電圧のベクトルとインピーダンスのベクトル、いずれも上向きがコイル、下向きがコンデンサとなります。

これは、収録時に使用した図をトレースした際、上下がひっくり返っていたことに気付かずにそれをそのまま喋ってしまったことが原因でした。

とはいえ、収録前に精査せず喋ってしまったのは私の落ち度ですので、深くお詫び申し上げます。(そういえば、収録時になんか違和感を覚えていたのは確かです。その時にビデオを停止して良く確認すべきでした。)

今年2017年の夏には、電験3種の講座を再集録する予定でございますので、このようなミスの無いよう十分に気を付けて臨むことにいたします。

ご迷惑をお掛けして誠に申し訳ございませんでした。

SAT電験3種講座 理論 質問回答(コイル・コンデンサ・抵抗のベクトル図と誤植訂正)

理論テキストp56のベクトル図ですがRを基準にしてコイルのインピーダンスはjωⅬでjがあるのでベクトルが上を向いており、コンデンサーのインピーダンスは-j/ωcで-jがあるのでベクトルが下を向いていると解釈して良いですか?そしてp60のベクトル図でIRを基準にしておりRに流れる電流はⅤ/Rで、Ⅼに流れる電流は-jv/ωⅬで-jがあるのでベクトルが下を向いており、Ⅽに流れる電流はjωcvでjがあるのでベクトルが上を向いていると解釈してよろしいでしょうか?

その通りです。

これに関連することなのですが理論の17講単相交流電力と力率で講義の32分50秒ごろにベクトル図がでていますが、どうしてコイルのインピーダンスはjωLなのにコイルのインピーダンスのベクトルは下を向いているのですか?そしてp65の例題を解説されている52分34秒にベクトル図がでていますがどうしてコイルのインピーダンスのベクトルは下を向いているのですか?よろしくお願いいたします。

こちらは、大変申し訳ございませんが、講義に使う図版をトレースして起こした際に、上下逆にトレースされていたことに気付かないまま使用してしまったというミスでした。
受講生の皆様には、重要な部分で大きな誤りを含んでしまった件につきまして、まことに申し訳ございませんでした。深くお詫び申し上げます。
何卒よろしくお願い申し上げます。