FreeBSDサーバでimapを使えるようにしたメモ。
imapデーモンとしてソースからコンパイルしてcourier-imapをソースからインストールしようとしてもどうしても上手くいかず、Makefileや各種ライブラリなどを調整してもダメだったので放置していました。
ところが、ある日調べてみると、昨今のimapデーモンはdovecotってのが流行りだとか。それを見てdovecotを入れて上手く行ってるのでそのメモ。
ソースを取得してコンパイル。普通にconfigure、make、make installで行くはず。
smtp-authは、qmail-smtpd-authパッチを当てるけど、このとき64bitパッチを当てていると上手く行かないので、
- 64bitパッチ等を当ててまずは普通にqmailのインストール
- 別途新たに展開したソースにsmtpauthパッチを当ててコンパイルし、qmail-smtpdのバイナリだけを取り出して別途保存
でqmail本体もsmtpauthも上手く行くはずです。
dovecotの設定ファイルは、
- /usr/local/etc/dovecot/dovecot.conf
- /usr/local/etc/dovecot/conf.d/10-auth.conf
- /usr/local/etc/dovecot/conf.d/10-mail.conf
- /usr/local/etc/dovecot/conf.d/10-master.conf
- /usr/local/etc/dovecot/conf.d/auth-checkpassword.conf.ext
あたり。とりあえずcheckpassword経由の認証にしてあります。(多分これで十分)
動かなかったら、ログを見ながら調整してください。確か権限か何かを調整した覚えがあります(うろ覚え)が、少々の試行錯誤で動くようにはなるはずです。
imapデーモンを入れてからというもの、メールの読み書きがもんのすごく便利になり、もうpop3には戻れませんて。はい。