2001年に上梓したUnix本から、消防設備士、電気工事士、電験3種、エネルギー管理士と来て、ようやく最も本業(?)に近い無線関係の本を出すことができました。
http://www.kobunsha.org/book/00411.html
私はもともと電子回路から入って無線通信を通して無線工学を専門としてきたので(大学で研究していたのはレーダーですし)、最も良い本が書けそうな分野は電子回路や無線工学だったのですが、世の中、電気関連書籍の需要といえば電気工事士や電験3種などの強電分野が圧倒的に強く、なかなか機会に恵まれずにおりました。
それが今回、弘文社様とのご縁を頂き、執筆にまるまる一年(いや、それ以上だ…)掛かってめでたく日の目を見ました。
内容ですが、同類他書にはあり得ないレベルで分かりやすく書いたつもりです。レビューによる評価も気になるっちゃ気になるのですが、それ抜きにしても「うわー、これってメチャクチャ難しいと思っていたけど、本質はこんなに簡単なことだったんだ!」と目からウロコが何十枚も落ちる読者様が出てくることを切に願っております。笑。
最初に書いた原稿のデータから、多重通信の概要についての説明と、デシベル計算についての話を置いておきます。
一陸特とくれば、次は一陸技向けの参考書を…!となりそうな気がするし、個人的にも一陸技向けのすんげー分かりやすい本を書けば多くの人に喜んでもらえそうな気がするんだけど、さてそれをするとなったら執筆期間どれだけ必要なことか…。
(なお一陸特の本、執筆に一年以上掛かっているけれども実質的に作業をしていた期間は正味一か月程度だった模様←)
以下販売店リンク。
http://www.yodobashi.com/product/100000009002829795/
https://www.amazon.co.jp/dp/toc/4770327188/ref=dp_toc?_encoding=UTF8&n=465392
http://books.rakuten.co.jp/rb/15059469/
https://lohaco.jp/product/L02083579/