SAT電験3種講座 理論 質問回答(電験3種 平成25年 理論 問5 抵抗の組み合わせ回路の計算)

理論の14ページの2013年問6の問題で10Ωに1/6Aに流れることはわかりました。10Ωの電力は1/6A×1/6A×10Ωなので10/36Wもわかります。次に16ページの同じ問題で60Ω、10Vになるのもわかります。電流は1/6Aなので電力は1/6×1/6×60Ωなので60/36W(10/6W)になり、11ページで出した答と違うのですが11ページは他に計算する必要があるのでしょうか?

2013年問6の問題は、「10Ωの抵抗の消費電力を求めよ」でしたが、これは要するに10Ωの抵抗に流れる電流が求まれば計算できますので、ここに流れる電流を求める、という視点から解説をいたしました。

16ページの問題ですが、これは結局回路が「10Vの電池と60Ωの抵抗に置き換えられる」ということを示したものですので、ここから流れる電流は1/6Aとなります。抵抗の消費電力ですが、60/36Wは、「20+10+30Ωの抵抗全体で消費される電力」の値になります。従って、2013年問6の問題に忠実に答えを求めると、60/36に(10/(20+10+30))を掛けることで、10/36Wが求められます。

以上、最後の説明が若干飛躍していたためにご迷惑をお掛けし、申し訳ありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です