一陸特過去問解説 2022年02月期

一陸特過去問解説 2021年06月期

一陸特過去問解説 2021年10月期

(2022/01/29 18:39 工学A解説の誤植を修正)

(2022/01/29 22:34 工学B解説の誤植を修正)

一陸特過去問解説 2020年10月期

一陸特過去問解説 2020年02月期

電験3種過去問解説 2019年電力問4

質量欠損をm(単位:kg)とすると、得られるエネルギはE=mc^2(単位:ジュール)で求められます。したがって、

  • 0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000 [J]

が核分裂によって得られるエネルギです。

一方、石炭の質量をM[kg]とすると、

  • M×2.51×10000 [kJ]

が石炭の発熱量です。したがって、

  • M×2.51×10000×1000=0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000

を解いてMを求めればよいので、

  • M=0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000÷(2.51×10000×1000)=3226.8

したがって正解は(4)です。

電験3種過去問解説 2019年電力問3

(1)…誤り。熱力学の基本原理から、熱エネルギは温度差が存在することによって取り出すことができ、温度差が大きければ大きいほど効率は高くなるため、低温・低圧では全く逆でダメダメです。

(2)…正しい。

(3)…誤り。節炭器は、排ガスの熱を利用して給水を加熱するものなので、「排ガス温度を上昇させる」の部分が正しくは「給水温度を上昇させる」です。

(4)…誤り。(1)と同じ理由で再熱させたほうが効率は良くなります。

(5)…誤り。「捨てる熱量を増加」したら効率が悪くなるのは誰でもわかります。「復水器に捨てる熱量を低減する」ならOKです。