アマチュア無線に関する備忘録

1989年、中学3年の頃にアマチュア無線局を開局してから36年になります。最もアクティブにオンエアしていたのは高校の頃で、JARLのコンテストで入賞したりする程のめり込んでいましたが、色々な現実を目の当たりにして大いに幻滅したり、あるいは自分の身から出た錆で辛い思いをしたりしているうちにアクティビティが下がってしまいました。一時は局面を切らしてしまう程だったのですが、思い直して再開局し、コールサインだけは残してあります。とりあえず備忘録として、放っとけば忘れてしまう内容を残しておきます。

固定局免許

  • R4.1.14~R9.1.13まで有効
  • 1.9MHz~50MHz:100W
  • 144MHz:50W
  • 430MHz:20W
  • 第1送信機:FT-897(IC-7100への変更申請中)

移動局免許

  • R4.11.28~R9.11.27まで有効
  • 1.9MHz~144MHz:50W
  • 430MHz:20W
  • 1200MHz:10W
  • 第?送信機:FT-857DM
  • 第?送信機:FT-817
  • 第?送信機:VX-3
  • 第?送信機:VX-7
  • 第?送信機:VX-8
  • 第?送信機:C701
  • 第?送信機:TH-F7
  • 第?送信機:TH-D74
  • 第?送信機:IC7100M

移動局の工事設計、どこかに記録を残した覚えがあるのですが、未発見につき…引き続き探してみます

電験3種過去問解説 2019年電力問4

質量欠損をm(単位:kg)とすると、得られるエネルギはE=mc^2(単位:ジュール)で求められます。したがって、

  • 0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000 [J]

が核分裂によって得られるエネルギです。

一方、石炭の質量をM[kg]とすると、

  • M×2.51×10000 [kJ]

が石炭の発熱量です。したがって、

  • M×2.51×10000×1000=0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000

を解いてMを求めればよいので、

  • M=0.001×(0.09×0.01)×300000000×300000000÷(2.51×10000×1000)=3226.8

したがって正解は(4)です。

電験3種過去問解説 2019年電力問3

(1)…誤り。熱力学の基本原理から、熱エネルギは温度差が存在することによって取り出すことができ、温度差が大きければ大きいほど効率は高くなるため、低温・低圧では全く逆でダメダメです。

(2)…正しい。

(3)…誤り。節炭器は、排ガスの熱を利用して給水を加熱するものなので、「排ガス温度を上昇させる」の部分が正しくは「給水温度を上昇させる」です。

(4)…誤り。(1)と同じ理由で再熱させたほうが効率は良くなります。

(5)…誤り。「捨てる熱量を増加」したら効率が悪くなるのは誰でもわかります。「復水器に捨てる熱量を低減する」ならOKです。

電験3種過去問解説 2019年電力問2

正解…(1)

この手の問題は覚えておくしかない知識問題ですが、電験3種で出題される衝動水車はペルトン水車しかないと言っていいですから、「〇〇は衝動水車である」とあれば真っ先にペルトン水車を挙げるということでほぼ大丈夫だと思います。

反動水車は色々な種類があり、フランシス水車・カプラン水車のほかプロペラ水車などもありますが、構造と原理を図解で見て覚えるのがよいでしょう。もっとも、この問題は、圧力水頭(要するに落差によって作られた水圧)を水車に吹き付ける速度水頭(水道のホースの先端を手で潰して水の勢いを増すのと同じことです)に変換し、ペルトン水車に当てることで動力を生み出す…ということが分かっていれば選択肢は(1)だけに絞られます。

電験3種過去問解説 2019年電力問1

(1)(2)(4)(5)…正しい記述です。

(3)…誤り。

Wikipediaから引用すると、「タンデム式は、発電機としても揚水機としても運転できる1台の発電電動機を、軸を同じくして発電用水車と揚水ポンプとで共有するもの。 ヨーロッパで発展した方式で、発電時・揚水時とで発電用水車・揚水ポンプとを使い分けるので総合的に効率がよく、早期より高落差にも対応できていた」。

なお、別置式は発電機と揚水ポンプを別々に設置するもの。ポンプ水車式は、発電用にも揚水用にも使える一台の水車を発電・揚水に共用するものです。

電験3種過去問解説 2019年理論問18

デジタルテスタ等で幅広く使われている二重積分型AD変換の基本原理に関する問題です。

(a)

1…解説文と図より、kVxT1と容易に求まります。

2…時刻T1の段階でVmまで充電された電荷をkVr(t-T1)で放電していくことになります。解説文と図から容易に求まります。

3…動作原理より、入力電圧が高いほどT1におけるVmの値は大きくなるため、それを0Vまで放電していくのにかかる時間T2は長くなることになります。解説文より、T1は固定ですから、例えば入力電圧Vx=VrならT2=T1、Vx=2VrならT2=2T1…となることが読み取れます。したがって(T2/T1)Vrと分かります。

4…周期と周波数は反比例の関係です。

以上より、正解は(1)です。

(b)

(a)が求まればそれに当てはめて求めるだけです。基準電圧が2Vで、測定電圧で充電された電荷を放電するのに充電の2倍の時間がかかっていることは、測定電圧は2×2=4Vです。正解は(4)です。

 

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