電験3種過去問解説 平成30年理論問9

LCが並列に接続されているので、並列共振の問題です。

共振周波数は1/2π√LCで求まりますから、ここにL=2H、C=1.5Fを代入すると

  • f=1/2√3π

となります。並列共振時、LC並列部分のリアクタンスは無限大となるので、このときの回路はLC部分が切り離され、10Vの電源に1Ω+1Ωが接続されただけの回路となります。したがって流れる電流は5Aです。また、並列共振時はLC並列部分は完全に切り離したものと等価ですので、当然電圧と電流の位相差はゼロです。

以上より、答えは(3)です。

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