SAT電験3種講座 理論 質問回答(クーロン力とローレンツ力)

テキストP83 例題について質問です。回答に、クーロン力は”電界と同じ向きに生じる”とありますが、講座を視聴して、逆向きと考えてしまいました。その後、よくテキストを読み返してみると、4行目に”電荷eの値は負の値であることに注意”と書いてありました。図に描くと逆向きだが、力の向きは電界と同じとゆう事でしょうか?なんだかモヤモヤとしてしまいました・・・あまり深く考える必要はないでしょうか?

ご質問頂き有難うございます。

おっしゃる通りでして、クーロン力は、+の電荷に対して、電解と同じ方向に生じます。しかし、電子が持っている電荷量は負の値であるため、結果として電子は電解の向きと逆の力を受けるということになります。

円運動の半径式の意味、重さ速度に比例して磁力電荷に反比例、クーロン力とローレンツ力の合力を受けた電子はらせん運動をする、この辺りを押させておけば十分でしょうか?

電験三種の試験レベルでは、それで結構かと思います。(しかも、頻出範囲ではなくたまに出題される程度の分野です)

また、F=qEは、F=eEと同じ意味と考えてよいでしょうか?

その通りです。これは暗黙の了解というか習慣といいますか、電子の電荷量はqで表すこともあればeで表すこともあります。両方を混ぜて使ってしまい混乱を与えてしまったかもしれませんが、ご理解いただけましたら幸いです。

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