LEC公務員試験対策講座errata

問題22(3)で、Rが消えているのですが、どうやって消したのでしょうか。

これは誤植です。解答(56ページ)の8行目の式の2項目は、1/(CLS2+CRs+1)になります。その下の行の「これより」の下2行目も、CLではなくCRの誤植です。

問題36(1)1/sの逆ラプラス変換は1だと思ったのですが、u(t)となってるのはなぜなのでしょうか。

これは、「単位ステップ関数を入力」という前提があるので、因果律を考慮する必要があるからです。ラプラス変換はフーリエ変換の応用で、フーリエ変換の場合、積分区間は-∞~+∞でした。ラプラス変換も数学的には同様なのですが、これを回路に適用した場合、t=0以前に信号の影響が出ることは有り得ないので、単位ユニット関数、すなわちt=0以前はゼロでt=0以降は1となる関数を用いるわけです。これはラプラス変換を回路解析に用いるときの暗黙の了解となっています。

問題39(2)で例えば、A1A2A3A4=1100(10進数で3)D1D2D3D4=0100(10進数で2)とあるのですが、キャリ付きで加算したC0X1X2X3X4=00110(10進数で6)と解説にあるのですが、A1A2A3A4D1D2D3D4は左側から2^02^12^22^32^4となっているのに対して、C0X1X2X3X4は右側から2^02^12^22^32^4になっているのですが、なぜこうなるのでしょうか。

C0X1X2X3X4については、C0はキャリーオーバービットですから、位上がりの信号です。2進数4桁は、X1X2X3X4の順に2^0,2^1,2^2,2^3となります。つまり、C0X1X2X3X4は、キャリー信号、2^02^12^22^3という並びになります。

 

 

 

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