最近sambaサーバに繋がったり繋がらなかったりしていた件

先週頭に風邪を引いてしまい、この一週間、欠勤することができない仕事(学校の授業)以外は寝込んでました。授業の仕事も帰って速攻寝てましたが。

さて、最近何故か某所から某所へのsambaアクセスが繋がったり繋がらなかったりする事例が発生していました。VPN越しなのでVPNの問題か?と思いpingやtracerouteをしても、経路は問題無さそう。サーバ側からトレースすると到達するけどsamba歯繋がらなかったりと、訳の分からない挙動にしばらく悩まされていました。

で、先程原因が分かってようやく解決に至りました。原因は、パケットフィルタリングで

pass in quick on $int_if proto tcp from <lan> port 1024:65535 to $samba_ip port {20,21,110,139,445,49152:65535}

というルールを定めていたのが理由でしたわ。これまでは、Windowsファイル共有サービスのアクセス元ポートが1024~65535を使ってくれていたのが、最近特権ポートを使ってくれていて、それが元で切られていたという。

うーん。こういうWindows側の仕様変更?ってあるんですかね。良く分からん。

SAT一陸特講座 質問回答(電子回路における負荷抵抗と信号の受け渡し方法)

トランジスタとFETの説明で、出力の電流の変化を、電圧に変化させるために負荷抵抗をいれるとの説明がありました。通常、高周波信号は、電流変化と電圧変化のどちらで取り扱うべきものなのでしょうか。

信号の変化といえば、電圧の変化のことを言っていることが多いと感じます。また、信号を電流変化で取り出すことがダメな点があればお教えください。

おっしゃる通り、通常、信号の受け渡しと言えば電圧の変化で定義します。

何故かと言えば、電圧の出力は放っておいても(端子を開放した状態にしていても)何も起きませんが、電流出力にすると、端子を開放すれば端子間抵抗が非常に大きな値となり、そこに無理やり電流出力を流そうとするとV=RIより極めて高電圧が発生してしまい、取り扱いづらいからです。

大電流を測定するために用いる変流器は、原理上電流出力にせざるを得ないため端子開放は厳禁であり、このことは強電関係の資格試験でも良く出ています。

高周波信号は、普通は電圧出力でも電流出力でもなく、電力で取り扱います。これは、極めて高い周波数の交流信号に対して電圧や電流を測定することが難しいということと、信号の受け渡しにおいて必要なのはエネルギー(=電力)であり、線路インピーダンスが変わっても不変である電力を基準にして考えるのが合理的という事情があります。